Icon stand

ストアでダウンロード

Btn appstore Btn googleplay
51%2bpx9t8vnl

第155回芥川賞受賞作!36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。オープン当初からスマイルマート日色駅... 続き

コメント

多様性を受け入れようと言いながら、自分がどこかに属していることで安心するのが人間という生き物ということが、わかりやすく描かれている。
「自分はここに属している」と表現するたびに、誰かを排除する可能性が少なからずあるということを心に留めておきたい。

その他のコメント

率直に大変面白かった。芥川賞作なのに。周りの人に協調できない恵子は「企業の歯車になりたくない」ではなく、逆に「世界の正常な部品になりたい」と切望する。コンビニを「光の箱」と形容し、そのマニュアルの中で生きることがこの上ない幸せならば、37歳で独身・フリーター・処女だからって、世間との違いを気にせず好きに生きればいいのではないかと。が、かく言う私も「普通」の枠を押し付けて、経歴や性格から色々と憶測する人間だったと自戒。センス溢れる文体を維持しつつ、時に滑稽な描写で高いリーダビリティを実現している点も素晴らしい。

彼女がコンビニで働けない日がきたときに、彼女は何をするのか。
コンビニ人間としての死は彼女の人間としての生にどう影響を与えるのか。
小説ではあるけれど描かれない未来の姿に非常に興味が湧きます。

これはすごい。クレイジー沙耶香と呼ばれているのも納得。クレイジーでありながら他人とは思えない主人公に共感。我々は排除されないために、行動を選択しているところがある。

読者

5b6e947e 300d 4207 80b8 d2f07e579aa3Icon user placeholder957b1de8 3a01 4ca1 bba5 1eacb9ce0308488c9685 faf0 4507 af33 ff2533d93270F87cced7 3b24 400e 9d4e d0d0be9c1730E9fb4a96 face 4612 bd8a c6bfdc20740073e569ba ef41 4c6b af86 09e3b1491223Icon user placeholder 314人

村田沙耶香の本

タダイマトビラ

タダイマトビラ

7c37bb70 d567 446b 973a 7f9c62c1a8ef

いさ

♡をまーるく。

☆4 子供だから愛せるわけではないし、親だから愛せるわけでもない。それでも、私たちは「家族だから」愛してる愛されてる、って思いたくなる。 村田さんの作品は型に嵌った枠を壊しちゃうことで物事の本質を剥き出しにしちゃうのが恐ろしい。今作もとってもクレイジー。

6か月前

マウス

マウス

B28d8472 e447 4a77 ba3d b9897eb56eca

あなご

教育と心理の仕事。1987生

読んでいて小学校の頃のことを思い出した。いい子で臆病者の主人公よりは、別に人からどう思われてもどうでもいいと思って浮いている瀬里奈の方に共感できた。瀬里奈が「くるみ割り人形」という物語を得て変身するところが好きだ。自分も物語を得て演じて生きてきたし今もそうして人前で生きてる気がする。一人の時と、心許した相手の前だけでは演じずにいられる。大嫌いと言える相手が一番大切。

8か月前

Icon user placeholder2e09f365 42dc 471b b4a6 ad9c7a0568fcD27612f7 482a 4cfe 84af f5be4ad6430e 8
マウス

マウス

7c37bb70 d567 446b 973a 7f9c62c1a8ef

いさ

♡をまーるく。

臆病な女の子のことを「マウス」というらしい。誰かに嫌われないように「真面目ないい子」を演じて生きている律も「マリー」を演じることで社会に溶け込めるようになった瀬里奈も「マウス」なんだけど、実際律のような子はたくさんいると思う(瀬里奈はクレイジーだから…)。そんな女の子たちに言いたい。「世界はあなたたちが思っているほど怖くない」って。「世界はあなたを受け入れてくれる」って。そう言いたい。

11か月前