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第二次世界大戦中、イギリス特殊作戦執行部員の女性がスパイとしてナチの捕虜になった。彼女は尋問のさなか親衛隊大尉と取引し、インクと紙、時間を手に入れて手記を... 続き

コメント

第二次世界大戦の最中、イギリスから一機の飛行機が月明かりの下、フランスに向けて飛び立つ。
乗っているのは飛行機乗りのマディとイギリス軍の特殊任務員であるクイーニー。
それは2人の少女にとって、運命の飛行だった。

本書は三部構成で、第一部はナチスの収容施設に囚われたクイーニーが拷問に屈しイギリスの情報を提供する、その手記という形をとっている。
そして第二部ではマディが、オルメで地下活動をするレジスタンスたちに匿われながらクイーニーを救出しようとする経緯を記録したものという形をとっている。
さてクイーニーは救われるのか…そしてクイーニーの手記はどこまでが真実(ヴェリティ)なのか。
すべては第三部で明らかになる…。

本書ではナチス側にも印象的な登場人物たちがいて、中でもナチスのオルメにおける責任者フォン・リンデン大尉、故国では校長を務めクイーニーと年の近い娘を持つという彼が、なぜ捕虜やレジスタンスたちに非人間的な行為を粛々と遂行していたのか。
これらは彼の「思考停止」、ヒトラーやナチスそして国家への「忖度」だと私は思う。
このように自分の信念や他人の命さえも犠牲してまで有能な官吏であろうとする心根を、ハンナ・アーレントは無思考性、「凡庸な悪」と名付けたのではなかったろうか。

「kiss me, hardy」
クイーニーの手記にたびたび登場するネルソン提督の最期の言葉、実はこの言葉の前に、ネルソンはこうも言っている。
「Thank God,I have done my duty」
「神に感謝します。私は義務を果たしました。」と。
だけど…私は願う。
あたら若い命を国家に捧げることを賞賛しない世界を生きていけることを。

読者

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文学

仕方ない帝国

仕方ない帝国

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Yuji

また本を読みだしました

自由についての記述。 だまってトイレをつまらせろ。 情報得ても自分で考えないと、、

約11時間前

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約18時間前

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リトル

小説も漫画も絵本も読みます

6話からなる連作短編集 主人公の山名井ゲンキは病弱な幼馴染の貫地谷マイのために 学校で起こる不思議な事件を話して聞かせる マイの唯一の慰めはベッドで謎を解くこと 万引き事件、持ち去られた短冊、着替えられた浴衣、妨害された応援合戦、何度も借りられる図書、音痴になった事件 それぞれをマイが解き明かし ゲンキが関係者に話をするというパターンが出来上がっている タレーランを書いた作者なので あんな感じで 読みやすいです

約20時間前

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さすらいのアリクイ

兵庫の山の中で暮らしています

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2日前