51oiig3u 6l

コメント

私たちは何をのぞみたいのか?
この疑問に応えられない、あるいは対話を行わない限り、人間はその欲望にどこまでもひきずられるのだろうか?この本が実際に書かれているのは2011年。そしてトーマス セドラチェクが「善と悪の経済学」を出版したのも同じ年。その翌年がピケティのあの資本論。アカデミズムの場から始まった警告は偶然ではないのかもしれない。

その他のコメント

この本を読んで、一番感じるのはやっと読み終わったという達成感。面白いけど、内容が盛り沢山で、頭を使ったなぁと。

下巻の内容は
人が自らの無知を認めた上で、新しい知識の獲得を目指すようになった科学革命(それまでは世界の全ては神によって知られていると考えられていた)。
科学革命は帝国主義、資本主義と結びつき、より多くの富をもたらした。しかし、人は本当に幸福になったのか。そしてこれからどこに向かっていくのか、
といったもの。

最後に書かれた著者の問いは、「私たちは何を望みたいのか」だったが、そもそも望んだものを手にした結果、人は本当に幸せになれるのだろうか。また、後の人はそれをどう評価するのか。人類の未来への問いは尽きない。

次の言葉が印象に残った。
「歴史の選択は人間の利益のためになされるわけではない」

読者

866f24ab a98d 4cbc 9881 c512fc7ca5b42466d3b9 e241 4340 b2bf e3c6ca94e223883f2a9c f4ba 4fdd b1d7 26bc64e0409310164ba6 89c6 4970 8a83 7c13a5d6512c33b67049 024f 4240 978e 3ab1d9ffbe281bd07aff e85b 453d b072 77d27fd939bc10770c70 16d0 4737 b9e4 bd917d3bfb0bB2380b4a 127d 4f09 abad 8522096599b7 16人

ユヴァル・ノア・ハラリの本

518jza90ppl
F6d6cf63 0cdf 4224 af5f e4b71a2c3e78

いちぎょう

読みたい本が次々増えて困る。

ボリュームはあるが、文章は読みやすく、何と言っても面白い。 人類史上最大の発明は貨幣である、とはどこかで聞いたことがある。 硬貨や紙幣にはモノとしての価値はあまりない。 それなのに全ての人が貨幣は何らかの物品と交換できると信じている。 ある意味、貨幣は神より普遍的に信じられている。 この、フィクションを信じて共有することが、文明の発達を進める力となった。 その力はこの先人類をどのように変化させるのか。

3か月前

457e4ac1 eae5 4f58 be0d de1f294a1c96B9dfb243 6d9b 4040 b316 a4949b6c4fef3bf4db9a 7533 4c1c 8782 8c0734cfc662
51msnnvzg7l
0857be53 5037 4f47 8418 6ec0d377595c

T_Inaba

都内の出版社で編集者をしています…

ジャレド・ダイアモンドにスティーブン・ピンカー、ダニエル・カーネマンにスティーブン・ドーキンスにレイ・カーツワイル……上記のような優れた著作家の名著がごった煮になったような本だ。「○○の世界史」50冊分の密度。この著者のオリジナリティはあまり感じないが、「認知革命」「農業革命」「科学革命」といった区分でサピエンスの歴史を見事にまとめてみせた力技には圧倒される。

4か月前

D8ab32a9 c672 4131 b29d ffcb40c4c797457e4ac1 eae5 4f58 be0d de1f294a1c96866f24ab a98d 4cbc 9881 c512fc7ca5b4 31