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女性の体に嫌悪感を覚える元恋人の冠(かん)くん。冠くんと別れ、半ばやけでつき合った遊び人の藤野。今の恋人、大学生のせっちゃん…人を強く求めることのよろこび... 続き

コメント

文章から若さを感じた。未熟さではなく、若さ。瑞々しさに近い、若さ。青さ、ともちょっと違う。
なんて言えばいいのか…
生きてきた年数が絶対的に少ない人間の発する何か、としか言いようがないもの。若さ、という単語を置いてほかにいい表現を思いつけない。

自分の気持ちに正直になりきれなかったり、そのくせ誤魔化しきれなかったりする主人公と、その元恋人の関係の終点は、ただの「恋人関係の解消」ではなかった。過ぎ去ってしまったものはどうしようもないのだ、という教訓めいたものも感じるが、一歩踏み出す、その歩幅を見つけた彼らの前に、漠々と広がるあてどもない空間にぞくりとさせられる。
一歩踏み出すことは時に難しく、踏み出すタイミングを逸することで全てを逸することもある。しかしタイミングは来るべきときに来るものでもある。
そんな視点の鋭さの中に、「若さ」を感じたのかもしれない。

読者

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島本理生の本

わたしたちは銀のフォークと薬を手にして

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いさ

♡をまーるく。

☆4 「十代の頃みたいにはできないよ。好きになっただけで生きていける、て信じてたときみたいには」──若い時みたいにがむしゃらに人を好きにはなれない、そんなアラサー女子の、それぞれの恋愛模様。 人と人が出会って、お互いに好きになって、一緒にいて、同じ瞬間を過ごせるって、天文学的数字の確率なんだなあって思うと、すごいことだってあらためて思う。 椎名さんと知世がこの先も幸せでいられるようにって、願ってしまう。

10か月前

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