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コメント

"人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに。"

この一言の印象の深さ。

人は守りたいものに嘘をつく。あるいは守ろうとするものに。

瑠璃子の自然な言葉、想い。
何故か嫌悪感はなくて、でも結局冷たい、よね。
どんなに愛してたって、所詮は2番目だから、全てを晒け出せるし傷付けられる。
いちばん守りたいものには、そうはできない。

人は守りたいものに嘘をつく。

夫婦愛、家族愛、何がしかの愛がそこには存在する。
不倫において言葉では愛していると言えど、それは愛に達する前の段階の恋なのだと思う。

愛があっても恋を求める人間のありふれた日常
こと日常に関して書かせたら江國香織の右に出る者はいない。

不倫をテーマにした小説。
不倫なのにドロドロしていなくてむしろ透き通ったような感じ
不倫は許されないことだけど、江國香織の描く世界はなぜか美しく、愛おしい。

人は守りたいものに嘘をつく

言葉の選択が美しく切ない

優しく、愛のある、意味のある不倫。読み終えた後は、不倫を肯定したくなる、そんな話でした。夫婦お互い大切に想っているはずなのに…なんでこうもうまくいかないのだろう。言葉全てが、優しくて、誰かを好きになることの素晴らしさを感じました。すぐ読み終えちゃいます!ぜひに^ ^

夫婦という見えるようで見えない囲いの中には、守りたいものと守らなければいけないものがある。嘘という鍵で開けたいのは、扉なのか窓なのか。

表紙が気にいって買った。江國さん独特の透明感。

理解できる相手は安らかだ

そう、言い切っちゃう江國が格好いいの

現実が成り立っている背景として、有り得ると思う。考えさせられる。
鈴虫に投影される価値観に、ヒヤッとした。
思い入れの大きい一冊です。

読者

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江國香織の本