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第153回芥川賞受賞作「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。日々の筋トレ、転職活動... 続き

コメント

介護が必要な祖父と無職の孫の話
とにかく面白かった
祖父を尊厳死させようと躍起になる孫。ポテンシャルの高さが凄い
祖父の弱さはまるで自分のことを言われている様

踊らされた。
私は小学生の頃から読解力がないため本は字をなぞるだけで内容を理解していない。物語を追っているだけだ。
登場人物の心情にいちいち共感しては明るくなったり暗くなったり。
もうそろそろいい歳なのだから、まともな読み方ができるようになりたいと思った。

ユニークな作品との評もあるけれど、確かにそういう側面もあるけれど、
ボクには、
自分が、持病で寝込んで痛くて苦しくて辛くて死にたくなる気持ちと、仕事して認められる能力を発揮してココロの中で自身満々にドヤ顔してるような気持ちと、
作中のじいちゃんと健斗の心情がどちらともシンクロして、また、介護や福祉、親族とのコミュニケーション、等の社会の現実を突き付けられて、
読みながら胸が締め付けられるような心地がした。
だからと云って、読むのを投げ出したくなるワケでなく、引き込まれ一気に読了させてしまう文学としてのチカラがあった。
好い作品。
「雑誌じゃなくて単行本買ってください。印税入るので(笑)」とは、ラヂヲでの羽田氏談w
ごめん、文藝春秋で読んだ。

ミーハーな感じでテレビでの羽田圭介を見てから読んだ。
すんごくリアル。書き方が淡々としつつ丁寧。だからそれぞれの気持ちが分かる。それで「分かったぞ、よし、これからどうなるの」って思ったら終わってる。
でも終盤が一番好きかな。

2016-11-01

要介護老人に対する、無職の孫の挑戦。何度も「自分はどう考えるか」「自分ならどうするか」と問いかけさせられた。

考え方ひねくれてるの好き。

この本を読んでから
祖父に会いに行った。
ちょっと心配したけど
うちの祖父は元気で安心した。
でもやっぱり足が悪いから
いつもはのろのろと歩く。
けど一度、こっそりお菓子を持ってささっと自室へ走る祖父を見て、まさに走り抜ける黒い塊のようで、この小説のおじいちゃんみたいで笑ってしまった。

羽田さんがどんな人なのか
テレビで散々見てから読んだから、
もう主人公が羽田さんとしか思えなかった(笑)
筋トレしたくなった…

祖父が加齢の苦しさからもらす「死にたい」という言葉を斟酌して、穏やかな死を迎えさせようと人知れず奮闘する主人公の話です。
洗濯掃除、果ては肉体強化にまで取り組む展開には笑わされました。しかしその中で、生きることへの執着心を自分自身、そして祖父にまで見出していく様が描かれていて、爽快な読後感があります。
ただの介護小説と侮ることなかれ、です。

これほど注目に偏りがある芥川賞受賞作品、読まずにはいられません。

ダメで嫌な感じで笑えてカタルシスも。2作受賞でよかった

私の両親はまだ、60代なので若いんですが、将来的な介護の事は考えてしまいますね。特に父は数年前に椎間板ヘルニアを患って、筋ジストロフィーの疑いがあると診断されました。叔父も独身のままで60代なので、誰が世話するのかな?と。今の時点で、実感してますが、人間は老いると子供のようになってしまうということをこの本を読んで改めて実感した。介護には答えが無いのが難しいですね。これが正しいってのも無いように思うし。ただ、私は本人がやれるのなら、それを見守りたいと思います。タイムリーな作品なので読んでよかった。

先が見えない、国の策への問題提起的な。生々しいという意味で作為がなく素直な話。地元の本屋でタイトル言っても通じず置いてなかったことにちと驚いた。

おじいちゃん子である自分にとっては辛い気持ちになる。

体が不自由になっていく人間の吐くネガティヴな言葉は、問題を抱えたことのない人間にとってはただイライラするもの。それはわかる。
ただ、そういう言葉を吐く人間の気持ちもわかる。

ーーーーーーーここまでは1/3までの感想

バッドエンドのような気持ちの悪さで読み終えるのだと思っていたが違った。

とても好きな終わり方だった。
ちょっと泣けた。
最後の「先人が、それを教えてくれた」に泣けた。

全然好みじゃなかったので、全然読み進まなかった
退屈だったし
書きたいことはわかるけど
心は震えなかった

現代社会。
どこにでもありそうな話、リアルだと思った。意識して生きていかなければ、と何かに駆られる感覚を持った。

シニカルで爽快な読み口。介護現場のリアルな声を描いている。生に対する倫理観は考える角度によって様々だと思った。

いまの日本の空気感…

年配の方の尊厳と、現実の兼ね合いって難しいと思います。筋トレの場面もあるのですが、やはり使わなければ、人と関わらなければ衰えてしまうのが人間なのだなと思いました。自分はまだ20代で体がうまく機能しないとかないから想像することしかできないけど、なるべく多くの人が想像するということを忘れずに生きれるように、そういう意味で読んでほしい本だと思います。

読者

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羽田圭介の本

成功者K

成功者K

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いさ

♡をまーるく。

☆5 芥川賞受賞作だからという理由で本を買ってくれる人たちのことをKは本当にありがたく思っているが、同時に、芥川賞受賞作にとびつくだけのミーハーな心理の総体のようなものに、復讐したいような感情も備えていた──芥川賞を受賞したK。それから彼の人生は一変する。 タイトルの「成功者K」とはもちろん作者の羽田「圭」介のことで、フィクションではあるのだけれど、あんなことやこんなことまで、いろいろ生々しくさらけ出していて、もしかしてこれってノンフィクションなんじゃ…って思ってしまった。

7か月前

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御不浄バトル

御不浄バトル

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kariya

中島らもさんがすきです

ブラック企業も切り取り方によっては、 きちんと平和な日常が存在する

7か月前

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メタモルフォシス

メタモルフォシス

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あなご

教育と心理の仕事。1987生

SM小説。想像以上に変態的だった。表題作より後半に収録されている「トーキョーの調教」のほうがアナウンサーと調教という裏表のエッジが効いてて好きだった。変態的なことも小説を通して学べる喜び。

10か月前

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「ワタクシハ」

「ワタクシハ」

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たてゆき

25歳女性。東京在住

何者に続いて就活関連で読んだ。就活の苦しさを描く本は、いまの状況に感謝できるから好き。個人的には、芦花公園、前橋など、馴染みの地名が出てきて親近感。

1年前

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