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第二次世界大戦の転換点「スターリングラードの大攻防戦」を描く壮大な戦史ノンフィクション。膨大な資料や個人の手記、書簡、証言などをもとに史実を丹念に読み解き... 続き

コメント

前からこの戦いには興味はあったのだが内容が重たいはずなのでなかなか手が出なかったのだが...ヴァージン・グループのリチャード・ブランソンが愛読書として挙げていたので手にとってみました。独ソ戦の趨勢を決め、第二次大戦全体にも大きな影響を与えたスターリングラード攻防戦。両軍合わせて200万人以上が戦死、60万人いたスターリングラードの人口は攻防戦後1万人を割っていたという凄まじい戦い。しかもこの中にはドイツが進軍してくる途中で略奪を働いたりして犠牲にした民間人の犠牲者は含まれていない。元々なぜこの都市を巡ってそこまでの死闘を繰り広げたのか、が個人的には謎だった~モスクワやレニングラードなら分かるけども地味な街だし~のだがカフカス地方の油田を占領したかったヒトラーがその玄関口でありスターリンの名を冠したこの街の獲得に意欲を燃やしたこととあくまで街の死守にこだわったスターリンの意地の結果だということが分かる。カフカス地方を攻略したければ両軍ともに別のやり方があっただろうしここまでの犠牲を出す必要もなかったはず。それ故に全体主義と独裁制の愚かさがこれでもかと言わんばかりに伝わってくる。作者はイギリス人だからか独ソ双方をそれぞれ冷静かつ厳しい目で見ている。捕虜の過酷な運命などは目を背けたくなるし、守るべき住民がそばにいたほうが兵士も力を発揮する、と民間人の避難を許さなかったスターリンや、軍に玉砕を求めるヒトラーなどの異常な話は読んでいて苦しくなるほどだけどそれでも読み応えがありました。たしかに凄い作品。

読者

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文学

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官

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kyoko

図書館がすき。

昆虫学は聞いた事はあっても、深くは知らなかったので、とても勉強になった。 読みやすいし、おもしろいので、一気読みしてしまいました。 シリーズ化してる様なので、また次に行きたいと思います。

1日前

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バッド・フェミニスト

バッド・フェミニスト

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Ko Moto

ゴリラ

ずっと読みたいと思ってた本。エッセイなのかと思ったら、文化批評の本でもあった。これでもアメリカの人種問題に関心を持ってつもりだけど、それをすっかり打ち消された感じ。読んで良かった。

1日前

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センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー

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koo

へたの横好き読書好き

何年か前に、とある水族館の図書コーナーで出会ってから、ずっと気になっていた書物。増刷されたタイミングなのでしょうか、昨今の環境問題のうねりの影響でしょうか、書店の目立つコーナーで見つけてじっくり向き合うことが出来ました。人が名付け、分類ずる以前の自然の事物と人との遭遇の感覚。人間が自然を不思議だ、とか美しいとか感じる事のそのまた不思議さ。様々な命と絡みあい乍ら生きてゆく私たち自身とその子孫たちのことに想いを馳せる時を与えてくれる、素敵な一冊です。

1日前

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水銀虫

水銀虫

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ぴあーす

2017年以降に読んだ本をストッ…

なんとも言えないこの感覚を具現化する「水銀虫」だけど、不思議とイヤミスっぽくならない風情というか雰囲気を失わないのが、朱川湊人作品の好きなところ。

4日前