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それは人生のエアポケットのような、不思議な5日間だった――。40歳を目前にして離婚した「私」は、幼なじみで従妹のちどりと偶然同時期にヨーロッパに滞在し、一... 続き

コメント

すごく久しぶりに、よしもとばななさんを読みました。すぐには爽やかな読後感でしたが、後になるほどひきずる部分があります。
派手だけど、実は寂しい心を抱えた夫の虚を許容出来なくなり離婚したさっちゃん。
路地裏でスナックを営みながら愛情いっぱいに育ててくれた祖父母を相次いで亡くしたちどりさん。従姉妹同士の2人が旅に出て、イギリスの海に近い小さな宿が居心地よくなり、滞在する中での2人の心象風景。

その他のコメント

私は大事な人を失ったときの深い闇の中から助けを求めれる友達がいるんだろうか。年齢を重ねるほどさらけ出すのが難しくなるし、相談できる友達も限られてくる。

40歳を目前に離婚した「私」と、身寄りをすべてなくしたばかりの、いとこのちどりが、イギリス西端の田舎町を女二人で旅するうち、魔法にかけられたような時間が訪れる話。
わたしもおばあちゃん子だったから、重なる部分が多くて、読み進めるうち、おばあちゃんのことをたくさん思い出せて嬉しかった。大事なひとをなくしたひとに読んでほしい1冊。

読者

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