51vspdttutl

米国政府が行っていた大量監視の実態とメディアの役割等をあのスノーデンが明快に解説。後半はスノーデンの顧問弁護士や公安事件に詳しいジャーナリストら日米の精鋭... 続き

コメント

その他のコメント

既に私達は監視社会の中に生きている。
勿論、監視される側で。
共謀罪法案は、国家権力を強くはするだろう。
しかしそれが、私達の社会を強くするとは限らない。
専制政治化すれば、暴力的な抵抗と制圧が行われ、そこに費やされるエネルギー分、経済と生活は低下する。
そんな社会にはしたくない。

監視社会である事実を白日の元に晒したスノーデン氏のことは、「そういえばニュースになったなー」くらいの認識で、大問題になって世界中で大騒ぎになったっけな、と思い出した。
という、甘い認識で読み始めてすぐに、根本的な問題は「不法に監視されていて私のプライバシーがない」ということではないことに気付かされた。
民主主義の根底が揺らいでいる、とスノーデン氏は警告したのだ。生まれ落ちた世界が民主主義で、社会の時間になんとなく習ったよね、程度の印象しかない「私には当たり前のこと」は、真実どんなものであるのかをもう一度考えさせられる。

最後の方で紹介されるアリストテレスの言葉にはっとさせられた。
「人々が政府についてすべてのことを知っていること、これが民主主義だ。政府が多くのことを知っているが人々が政府のことを知らない、これは専制政治である。」

民主主義が根底から揺らいでいるこの世界はどこへ向かっていくのだろう。
私たちが注目し、改善し続けなくてはいけない。
日本だって秘密主義な政府だ。人ごとにしてはならない問題であったと再認識させてくれた本。

読者

Bf74771d fe87 4162 b1ad 3da191288c8d9dedfb15 cb52 4bbc 8e3f 909e79a4bfcf6cb5df69 ceea 4233 aaae 413922b5218c2f8fb362 ea7d 4890 b6b8 cf4884d5dc9fA01542c4 9efb 434f 8a1d a0fc7d11c15127dd1aaf 4baf 48e0 9f98 4797ae8947f5D9806298 18c8 4c32 854b c66d14090aa1A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3e 11人

社会

奇跡の村 地方は「人」で再生する

奇跡の村 地方は「人」で再生する

D8f43538 4f9d 4615 b1ad b65fd0204810

くろ

ミステリー小説、特に海外作品が好…

全国有数の出生率を誇る「奇跡の村」下條村、消滅可能性都市トップとなった南牧村、平成の大合併で消滅した旧藤野町、それぞれの再生に向けた試みに関するルポルタージュ。 仕事のために読んだけど、それぞれの地域の特性を生かした三村の試みに刺激を受けました。

5日前

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

興味深い内容ではあるけれどややこしい話は面倒だなと思ってなかなか手が出なかった本。たまたまきっかけがあり同じ作者の代替医療についての作品を読んでみたところ分かりやすい内容だったのでこれも手にとってみました。かなりの昔から文書による意思疎通に於いて第三者に内容を見られないようにする取り組みが行われていたことに驚いた。暗号の作成と解読、そして古代文明の文字をいかに解読したかの歴史が数学が苦手な自分のようなものにも分かりやすく説明されていてやはり上手い書き手だなと改めて感心しました。特に戦争における暗号解読者達の活躍やナヴァホ族の通信兵の話などは興味深かった。そして何よりの驚きはまだインターネットによる商取引が始まったばかりの頃に書かれた作品なのに量子コンピュータにまで言及されていること。この作品中ではいつか製品化されるだろう、とされていた量子コンピュータ(作者のわかりやすい説明をもってしても仕組みが良く分からなかったが…)も既に実用されつつある今、桁違いの計算速度で従来の暗号を即時に解いてしまい無用のものにしてしまうという新しいテクノロジーに対し暗号がどのように対応していくのか非常に興味深い。とても面白い作品でした。

17日前

56758e32 65db 4e8c b56e 9ee9a58a6a2cEebd9f48 6e32 443e a601 5003cb29e171E0e9bc31 8254 435d 820d dd59b2b3ffb6 13