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余命わずかのマーティンは幼い息子を見守るため、脳をスキャンし自らのAI化を試みる 続き

コメント

もちろんSFだが、本作では人間ドラマの部分が印象的。目頭が熱くなった個所も。

その他のコメント

長編SF。
第1部、2012年。中東の政変を追いかけるジャーナリストと、アメリカで鳥の脳の電子的再現を試みる科学者。
第2部、2027〜8年。死期を悟ったジャーナリストは、一人残される幼い息子の為に、科学者に自分の脳のマッピングを元にした仮想人格の作成を依頼する。

といった内容の物語。
このあらすじから察する人もいるかもしれないが、第1部は第2部のための長い序章といった体裁だ。そして政治的話題が多い。その辺りの話も面白いのだが、SF的ガジェットが出てきてワクワクし始めるのは第2部になってからだ。
第2部の世界は、視覚だけでなく触覚も再現した「ゼンデギ」というゲーム機が浸透した未来になっている。本作のメインテーマは「人格の電子化」についてだが、ゼンデギの没入感や新形態の電子書籍の登場など、興味深い近未来像が多くあった。
そう遠くない未来、人は何が出来るようになっているのか。SFの根本的楽しさに触れられる読書だった。

読者

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グレッグ・イーガンの本

万物理論

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T_Inaba

都内の出版社で編集者をしています…

ハードSFと身構えたが、予想以上によくできたエンターテイメントだった。性や自閉症に関わるテクノロジーのアイディアに脱帽。

2年前

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白熱光

白熱光

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写真が趣味の会社員

「ディアスポラ」と「竜の卵」を足して2で割ったような印象...かと思いきや。 探究による新たな真理の発見は、なんとスリリングなことか!

4年前