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辺境の砦でいつ来襲するともわからない敵を待ちつつ、緊張と不安の中で青春を浪費する将校ジョヴァンニ・ドローゴ-。神秘的、幻想的な作風でカフカの再来と称される... 続き

コメント

イタリア文学の鬼才といわれ20世紀幻想文学の世界的古典と言われる本作。SFとかファンタジーの類がそんなに得意ではないので手が出なかったのだけどパラっと見たところそんなに幻想的でもなさそうだったので手に取ってみた。国境線の砦に配属された新任の将校。国境の向こうにはタタール人の砂漠と称される砂漠が広がっているだけ。およそ敵の来襲などは想定できそうにない環境で目的のよく分からないパトロールを日々続けていくうちに…という話。不条理劇ということだけどこれって現実に自分たちが直面してる状況と殆ど変わらないのでは…という気がした。あまりにも悲しいラストが印象的。良い作品でした。

その他のコメント

20世紀幻想文学の古典と評されているけれど、ここに描かれている主人公たちの人生や砦の存在、死に臨む姿などすべてが非常にリアルで身につまされる、普遍的な小説です。

何も起きない所で何かを待ち続けて、その印が見えてもどうせ間違いだと周りには平然を装いながら、心の底では気になって騒ぎたくて仕方がない感じ。後何も起きずのっぺり日々を過ごし、気づいたら15年も経ってた感じ。凄くよくわかる。

読者

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文庫

塩狩峠

塩狩峠

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mocacha☆

社会人1年目、読書人1年目、教養…

読む度に、支えてくれる周りの人の温かさを思い出す。

約12時間前

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変身

変身

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くろま

無知は怖い

主人公がじわじわと変わって行く姿 それを見て不気味がる人々 "いったい誰を信じればいいのか" "生きているというのはどういうことなのか" 「変身」という本の中に入り込むような感覚に陥った興味深い作品でした。

1日前

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ぼくたちに、もうモノは必要ない。増補版

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ヤマバヤシタカシ

I am minimalist.

ワタシをミニマリストに誘ってくれた本を再読。ミニマリストのその後について、増補されているのを楽しみながら、かつてを思い出しながらの読了。ミニマリズムは完成するという誤解が解けた。それだけでも手にして良かったと思う。「自分の人生を生きる。」ミニマリストになったあの日から今まで、そしてこれからも、もうブレることはない。

1日前

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