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丸の内の大手商社に勤めるやり手のキャリアウーマン・志村栄利子(30歳)。実家から早朝出勤をし、日々ハードな仕事に勤しむ彼女の密やかな楽しみは、同い年の人気... 続き

コメント

ここまでヤバイ方向に振り切ったキャラクターを書ききった柚木さんが恐ろしい(笑)
自意識高すぎ&真面目さ故に大暴走するエリートキャリアウーマン・栄利子がぶっ飛び過ぎて本当凄かった。
女の友情のドロドロとかそんな次元ではなく、自意識の深いところまでグリグリとえぐってくる小説でした。
芋けんぴの場面は、「髪についてたよ」でお馴染みの少女漫画と肩を並べて語り継がれて欲しいレベルの名シーン。

中盤、あまりにも怖くなって読み進められなくなった。
女同士の奇跡的な出会いがどんどん崩壊していく様は本当にぞくぞくした。
まさか自分もこんななんじゃないか、と思わず思い込まされてしまうほど、迫ってくるもの、緊迫感、どれをとっても容赦なかった。
柚木さんの新たな側面見えたり。

なんて女性心理を巧みに描く作者だろう。全てを見透かされているようで怖い。心がひりひりして、あまりの恐ろしさに叫びだしたくなるけど、最後まで読まずにはいられなかった。こういう路線でもどんどん書いてほしい。

評判がいいので読んでみた。
評判通り、おそろしい本でした。

エリートOLと主婦ブロガーの「女子会」。
友達が欲しかっただけなのに、どうしてこんなにいびつな形になってしまったんだろう。
登場人物たちはみんな少しづつ歪んでるんだけど、でもその歪みは私の中にもあるもの。読み進めていくうちに嫌悪感が湧いてきた。この登場人物たちの気持ちが少し理解できてしまう私もきっとナイルパーチだって。他人の生態系を壊しちゃうんだって。ゾッとした。

女の/女たちの世界って(世界とひとくくりに読んでしまっては大雑把すぎるけれど)あの描写もあの会話もたったあれだけのヒトコトモ、そのちょっとした仕草全てが繋がる。隙のない一冊。痛いんだけど面白くて、辛いんだけど頁をめくるスピードはあがってしまう。面白いです、大満足

面白かったです。濃い文章に要所要所でダメージを受けつつ、スピード感ある展開にザワザワしながら、すぐに読み終わってしまいました。
男性の感想が気になります。「女同士って怖い」って感じなのでしょうか。でも、主役の2人のいちばん問題になる部分は、性別関係なく多くの人が持ってるものだと思います。

私たちは自然と【友達】という枠に周りの人をあてはめるけど、自分に楽しさや優しさを提供してくれるポジションに他人を簡単に置くって、実はすごく傲慢なことなんじゃないかと思いました。
栄利子が、相手から理想の返答を引き出せないことに怒りを覚え攻撃的になるシーンがいくつか出てきますが、【友達】枠に入れてる人だから期待して、勝手に傷つく。勝手に被害を受けた気持ちになってしまう。

技術の進歩で、コミュニケーションのスピードがどんどん早くなる現代、自分の水槽を客観的に見ることが、どんどん重要視されるようになっていくんじゃないでしょうか。

たくさん魚がいる水槽。寂しくないけど、みんなを避けて泳ぐのは大変だし、酸素も足りない。
一匹だけの水槽。寂しくなる時もあるけど、全体を外から見たら実は、水草や設備の手入れの行きとどいた、過ごしやすい水槽だったりしてね。

強いて言えば「人間関係のホラー映画」みたいな感じ… ちょっと暖かさの補充を求める…

育った環境、価値観が対極のような2人。しかし孤独という点では一緒だった気がする。胸糞悪さのピークは中盤。

ドロドロ感がすさまじい
何度も途中でやめたくなるほどつらいけど、読んでしまう
色々えぐられる

すごく極端で刺激的な登場人物なのに、自分を重ね合わせてしまう不思議。自分の評価を他人に委ねたせいで、私は一番大事なものを失っちゃったんだと思う。

一気に読んでしまいました。気味が悪いのと同時に面白い

読みかけ。
まだ中盤だけれど、登場する二人の女性それぞれの内側にあるドロドロした何かがじわっと伝わってきて怖い。
私にもこういうところはあるかもしれない…

女性同士の距離感。
女性関係の生きづらさっていうのが、ここまで文字におこせるんだなって感じた作品でした。
こわいな、って思ったけどきっとみんながらなりえること。
人との距離感を改めて考えさせられました。

ドロドロそして、エグい、、、

でも、夢中で読んでしまった

同い年で生まれも立場も全く違う、友達のいない2人が出会って、親友になるというストーリーかと思いきや、どんどんひどい方向へ、、、

タイトルの付け方が秀逸!

白身魚って書いてあると、もしやナイルパーチ?と思ってしまうようになっちまった。

おもろかった
いわゆる黒柚木作品と食べ物小説が合体して、より掘り下げられている気がする。栄利子みたいなやつに私も嫌がらせ受けたことが何度もあるので、真織の芋けんぴには正直スカッとした笑

読者

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柚木麻子の本

ナイルパーチの女子会

ナイルパーチの女子会

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march

読んだ本の記録。

文庫化を待ち望んでいたので見つけてすぐゲットしました。ちょっと読むつもりが展開が気になって気になって仕方がなく、のめり込むように読んでいました。 心を抉られる場面が沢山ありすぎて書ききれませんが、個人的には栄利子がガラスに映る自分の姿を見つけたところでサアッと血の気が引きました。これまでのシーンを思い返すと全てが違って見え、より恐ろしくなるような衝撃でした。。 栄利子も翔子も求めるものの終着点は同じ。言葉にできない自尊心や疎外感や社会カーストを全て栄利子や翔子が発する言葉、行動で示していて突き刺さりました。本物の衝撃作です。柚木麻子、他作品も読んでみよう。

5か月前

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さらさら流る

さらさら流る

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yukimizuirosuki

歌う、笑う、音楽すき

後で一人思い返す宝石のような夜が誰にでもあると思う。突然そんなかけがえない夜を覆うような染みがどんどん拡がって窒息しそうになりながらも捨てることもできない。 自分もちょうど主人公達と同じ年で生きてる時代もぴったり当てはまり好きな作家の作品でそれが描かれて嬉しく思う。年齢の焦燥感は感じず、どこまでも広がっていく可能性を感じた。 どうにも偽れなくなって沈めていた本当の自分で人と向き合っていく事が一番怖い現実だし、進むべき現実だと思った。

7か月前

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BUTTER

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半井志央/Shio Nakarai

ずっとずっと本を読みたい @s…

こってりしたものが食べたくなると聞いていましたが胃弱なのでなりませんでした。 かつての、と思えるようになっていたいけど、まだまだ今の自分を見ているようなところもある。 でも描かれている大体の食べものはもう想像出来るかなー。

約1年前

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