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ニワトリ無くして、人類無し! なぜニワトリは人類に欠かせないパートナーとなったのか? 古代から近未来まで、ニワトリとともに 歴史・文化・科学を巡り、地... 続き

コメント

現在世界に生息しているニワトリの数はおよそ200億羽。これは、世界中の犬、ネコ、牛、豚の合計よりも多いのだそうで、食肉にしてもよし、玉子も産む。宗教的な禁忌に比較的触れない事もあり、、近年その数は更に増加傾向にあるのだとか。

本書では有史以来のニワトリと人類の関わりを様々な角度から考察している。神の使い、闘鶏、医学的な貢献、生贄、そして産業生産物として。

ヒヨコ雌雄鑑定士としての日本人の職人芸は、戦前から知れ渡っていて、太平洋戦争が始まって、日系人が収容所送りになると、養鶏業界がメッチャ困ったという話は面白かったな。

種の繁栄という観点からは、ニワトリはこの世界で最も栄えている生命体と言えなくもないのだが、狭い厩舎で、食肉用としての効率を極限まで求めたカラダは満足に歩く事もできず、性的成熟の前にわずか生後5ヶ月で屠畜されてしまう。

増えすぎた人類を養うにはニワトリの存在はもはや欠かすことの出来ないものなのだが、酷く考え込まされてしまう一冊なのであった。

その他のコメント

焼鳥をはじめ鶏肉が好きなので、という理由で手に取った。東南アジアが原産と考えられている鶏が人間の手によって世界中に拡散されていった歴史と、人間にとっての鶏の位置付けの歴史をまとめたもの。普段何気なく食べてるこの生き物だけど大した餌もいらず害虫を食べてくれて繁殖力も強い、ということで古代から宗教的にも食料としても重要な役割を果たしてきたことがよく分かる。特に宗教面と闘鶏に関する歴史と現状は驚きの内容だった。これから鶏を食べる際には見方が変わるかも知れない。非常に面白かった。

読者

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さすらいのアリクイ

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学校で生物学を教えている方が書かれた貝の本。本の内容は少しややこしいのですが、編集者との会話がきっかけでかつて貝を集めていた自分に気づいたこと、貝を拾うことの意味や過去に自分が集めていた貝についての考察、貝の頑丈な性質のおかげで分かることや、ハマグリの生息地域を探して三重県の桑名や九州の有明海などに行き調査する…など、貝の観察、考察、探究が本の中に詰まっています。ラストで著者が教え子たちと貝拾いをした最近に「将来子どもに拾った貝を見せて欲しい」と伝えたのは、なぜか。貝の研究本であり貝をめぐる紀行文でもある本です。

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