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暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は一九六九年、... 続き

コメント

都会で暮らす若い独身の男が、孤独を抱えながらどうやって毎日を過ごせばいいのかを教えてくれた。古い本を読んで外国語を勉強し、バイトをすればいいのだ。

おかげで近視が進み、フランス語が話せるようになったが、教室でかわいくて活発な女の子に話しかけられることはなかった。

「自分がやりたいことをやるのではなく、やるべきことをやるのが紳士だ」って言葉が印象的

「じゃあ私のお願いをふたつ聞いてくれる?」「みっつ聞くよ」のとこなんか好き!

誰でも持っている人格的な歪みを
受け入れることができるか、できないか。
内面の弱さと向き合う人たちが描かれているのだと考えました。
ワタナベにも緑にも直美にもキズキにも、突撃隊にも、共感できる部分がありました。
それぞれの登場人物に弱さや不安定さ(歪み)はあるけど、そこが可愛いところであり、美点なんだと思えます。
現実には、自分の歪みを受け入れてくれる人が少なからずいると思います。
そういう人を、いつまでも大事にしたいですね。

読まず嫌いしてた村上春樹にハマるきっかけになった本。大学で東京に出て1人暮らしする時に読んだせいで共感できる孤独感というのがあった。(もちろん、誰かを亡くすという孤独感とは比べ物にならないのだろうが。)

人間の本質がわかりやすく表現してある!

自分の殻にすっと入って、痛みから自らを守ろうとする人

殻に隠せない痛みを圧縮して抱えて、致死的に隠し込んでしまう閉じた人

地獄を、徹底的に理論化して生き通してしまう「頭のいい」人

いろんな哀しみが遠くに小さく灯っている、という風に自分は感じた。

何度読んでも違う感じ方ができる、あたたかくて哀しくてやる瀬ない物語。

冗長なセリフとか文体が独特で、登場人物たちの人格の歪みよりもそちらが目立ってしまう

初めて読んだ村上作品がこれ。
寝かせては読み、を繰り返してきた。恋愛小説でもあるが、不完全な自分と向き合う人たちの話。夏の終わりの、しとしとと雨が降る様な静かな日に読みたい。

映画は観るんじゃなかった。唯一良かったのは突撃隊だけ。

そんなことは罪でもなんでもありません。このだだっ広い世界にはよくあることです。天気の良い日に美しい湖にボートを浮かべて、空もきれいだし湖も美しいというのと同じです。そんな風に悩むのはやめなさい。放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストを尽しても人は傷つくときは傷つくのです。人生とはそういうものです。

初めて読んだ村上春樹さんの本です。
何度も読みたいと思いました

冬の季節、寝る前に少しずつ読み進めた

上、下で完結する現代小説の代表的なラブストーリー。これほどまでに人物を読者にありありと想像させてくれる本は初めて。自分の恋愛観、人生観が変わった。もう一度、いや、何回でも読み直したいと思った。時々哲学的な科白が登場するが、すとんと心に落ちてくる。大好きな作品だと胸を張って言える。

これ読んで面白いとか言っちゃう文学的でつまらん人間にはなりたくねえわ。

読者

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村上春樹の本

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈下〉

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Akamatsu

昼休み読書

村上作品は長期戦を覚悟しないと読めない。途中で飽きるわけではないけど、不思議で展開とか話のつながりが読めなかったりするので気持ちが離れがちになる。けどそこを補ってあまりある情景表現と物語の謎の魅力に惹かれてか、結局最後まで読む。これもそんな感じだった。もっと想像力豊かだとこの小説の感じ方変わるのかなーって毎回思う。

14日前

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

村上春樹作品の英訳で知られる日本文学研究者ジェイ・ルービン。夏目漱石や芥川龍之介なども翻訳しているらしい…がイギリスの老舗出版社(だと思うんだよな。昔ペーパーバックってここのオレンジのやつしか無かったような気もする。なんかイメージ的には岩波?)から出した日本の作家の短編アンソロジー。序文を村上春樹が書いてて、自作も二つ収録されているが、なんでこれ?みたいなこと書いてて面白かった。正直なところ日本文学はそんなに得意ではないのだけどかなり面白く読めた。収録はテーマ毎で特に時系列というわけではなくこういう形式も面白いかな、と思った。列記するとこんな感じ。知らない作家も何人かいたけどどれもクオリティ高く選者の力量を感じた。小説好きの方にはおすすめです。 (日本と西洋) 監獄署の裏 永井荷風 (忠実なる戦士) 興津弥五右衛門の遺書 森鷗外 憂国 三島由紀夫 (男と女 ) 焔 津島佑子 箱の中 河野多惠子 残りの花 中上健次 ハチハニー 吉本ばなな 山姥の微笑 大庭みな子 二世の縁 拾遺 円地文子 (自然と記憶) 桃 阿部昭 『物理の館物語』 小川洋子 忘れえぬ人々 国木田独歩 1963/1982のイパネマ娘 村上春樹 ケンブリッジ・サーカス 柴田元幸 (近代的生活、その他のナンセンス) 屋根裏の法学士 宇野浩二 工場のある街 別役実 愛の夢とか 川上未映子 肩の上の秘書 星新一 (恐怖) 砂糖で満ちてゆく 澤西祐典 件 内田百閒 (災厄 天災及び人災) 大地震・金将軍 芥川龍之介 虫 青来有一 ピンク 星野智幸 UFOが釧路に降りる 村上春樹 日和山 佐伯一麦 マーガレットは植える 松田青子 今まで通り 佐藤友哉

4か月前

象工場のハッピーエンド

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そらもよう

空中ランダムウォーク(仮)

安西水丸さんのイラストたっぷり味わいながら、村上春樹さんの軽快なリズムに乗って、いつのまにか音読していた。。。あの羊男さんや双子も登場、「マイ・スニーカー・ストーリー」に目が点になり「鏡の中の夕焼け」にるるる。白ワインとマスクメロンのイラストいいな〜と思いつつ、書体がいろいろで楽しいです。

6か月前