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言語をつくるのはほんとうに本能か?数がない、「右と左」の概念も、色名もない、神もいない-あらゆる西欧的な普遍幻想を揺さぶる、ピダハンの認知世界。 続き

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最小限の言葉で、生きている民族。価値観、倫理観に言葉がここまで影響するものとは思ってもいなかった。情報社会に生きる私たちは、豊富な言葉を持て余し、語彙の貧困を招いているのか、そうではないのか。

真理を必要とせず、生きる目的も必要としない。それでいて地球上のどんな人々よりも幸せな民族、とは。
彼らと出会い、暮らし、最後には自分の宗教から離れることを決意したある宣教師の物語。
この本を読んで、自分のなかの「小さな真理探究」は、一つの節目を迎えた。

アマゾン流域に住む少数民族ピダハンについてその特異な言語を中心に述べたもの、ということで興味を持った。作者は伝道師兼言語学者で未開の地に行ってその土地の言葉を研究し、聖書をその言葉に訳して広めるという役割を持っている。そしてこの400人くらいしか残っていない少数民族に極めて特殊な例を発見してしまう。つまり彼らの言葉には左右や数、色彩や時制など世界中の主な言語が持つ特長が何もないことを知ってしまう。従来の言語学からかくも逸脱したのは何故かを追求するうちにこの民族の文化を学び、結果として伝道師たる作者自身が無神論者になってしまう、という結論に至る。作者の辿る言語認識の道程とこの特殊な少数民族の生きざまが興味深かった。これはかなり面白い作品だった。

伝道師であり言語学者でもある筆者が、アマゾンの原住民「ピダハン」に布教するため、彼らの村で生活をする中で様々なことを知る。全ての言語が普遍的な文法で説明できるという「普遍文法」を覆す、ピダハンの文化に基づいた独特な言語。直接体験したことしか信じず、創世神話を持たないピダハンは神の救いを必要としないこと。それでも日々に悩むことなく幸せに暮らすピダパン。彼らに感化され、筆者は無神論者になっていく。

自分が正しいと思っていたことが、絶対的とは限らないということ。文化や民族に優劣をつけることなどできないということに気づかされた。

「ピダハンは深遠なる真実を望まない。-ーピダハンにとって真実とは、魚を獲ること、カヌーを漕ぐこと、子どもたちと笑い合うこと、兄弟を愛すること、マラリアで死ぬことだ」

敬虔なキリスト教徒で伝道師の著者がピダハンの生き方に触れ、無神論者になる。すでに様々な情報や価値観が染み付いた中で生きる我々では想像すらし得ない、ピダハンの素の生き方に触れれば当然なのかもしれない。生きる意味、モノの価値などを考える際に、全く新しい見方があることを教えてくれる。

言葉はここまで文化に影響を与えるのかと驚かされた。そして我々は物質的に富んでいることが幸福に繋がると考えがちだが必ずしもそうではないとこの本は教えてくれる。

実在、実際、現実しか許容しない言語。信仰や幻想から離れて現実をいきる彼らから、逆に私がどれほど頭でっかちなのか感じさせられた。

読者

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人文

代表的日本人

代表的日本人

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Koichi Koichi

男性

5.日蓮 5世紀 伝来 聖徳太子 天王寺 奈良朝 9世紀 最澄 天台宗 比叡山と空海 高野山 仏教の華美虚飾 12世紀終わり近く 禅の導入と法然(源空)「南無阿弥陀」 13世紀 日蓮(蓮長)

約16時間前

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編集者・ナンダロウさんが学生時代から90年代、2000年代初期の時期にこだわったもの、ナンダロウさんの仕事、その時代の本絡みのお仕事をされていた人についての紹介などが載っている本。南陀楼綾繁と聞いてああ、コラムや本を書いていて一箱古本市を発案した方ですね、とスッと言える以外の方にどうおすすめして良いか思いつきません。荒俣宏的な感じがする人、と言ったら通じるかも。本をひたすら買い、内容に触れて考えて、を繰り返す。本の中の時期がネットが普及してきた時期で、本の世界とネットが近づく感じも楽しめる。相当本好きの方なら楽しめるかも。

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