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夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親... 続き

コメント

島本理生の最新刊。
もちろん発売日に購入。

読み終えた感想はと言うと、正直うまく言葉が見つからないな。

生育環境や多感な時期に受けた影響って大人になっても、というか大人になって意味が分かってから更に傷が抉られるもの。本当は不快なことを、辛いことをされていてもそれを口に出すことはできず、「だけど自分に責任があるから」と受容するしかない。それも無意識的に。むしろ、相手の期待に応えなきゃと喜んでいるフリをする。悟られないようにする。それは大人になってからも、習慣が抜けきれずにしてしまう。

こんな辛すぎることって、ない。

でも、そうしないと自分が、今、生きていくことができないからだ。壊れるからだ。傷ついてるということを自覚してしまったらまともに立っていることはできない。

闇と病みしか感じない、そんな中「涙を流さずに泣くことの意味」坂口健太郎の帯コピーがうまいこと突いてる。

それにしても島本作品は性的被害や虐待(もしくはそれに近いもの)にあった女性、というものがよく出てくるような気がする。あと、凄く結びつきが強い男女なのに、恋愛ではない特別なやや歪とも言える関係。

迦葉は島本作品っぽい危うい雰囲気のある男性で、我聞は島本作品らしからぬ良い男だった。ラストは包み込むような希望、痛みもあるけど良い作品でした。

ミステリのようでもあり、「真実は何か?」「嘘を言ってるのは誰だ?」と思わず読みふけってしまった一冊。ただ、タイトルとの繋がりが最後までわからなかった。今度、作者と精神科医によるトークショーがあるので楽しみ。実に興味深い。

殺人事件のサスペンスであり、幼児体験に隠された闇を解明するサスペンスでもあり、複数の人間の過去が明かされる。さすがです。

20181029
サンデー毎日20180812

子どもの頃に親から言われ続けた言葉に一生縛られてしまう。生きるの難しいな。でもそれが生きることなのかなと考えさせられました。

責任とは。わたしも、逃げがちだなぁ。

女子大生の親殺害事件。
それを調べる弁護士と臨床心理士の話。
二人の関係も過去に色々あったのだが、容疑者にも色々なものが見つかっていく。

家庭環境というものは色々だと思うが、幼少期に大人の自覚を持った男の人がいなかったというのは悲しいなと感じた。

子供には大人が必要。
だから自分ももっと大人にならなくちゃと思わされた作品でした。
表に出ていないだけで、こういう話はありそう。
そんな家族の暗部の話でした。

最後の1枚までドキドキでした。

家族の中の常識でがんじがらめになってしまう子供。誰にも知られることがなく、病んだ大人になってしまう。
出逢わなければならない相手に、出会えなかった子供。
事件に絡めて真壁先生の人生が語られて、読者を引っ張っていると思う。
出会えた人と出会えなかった人の対比が虚しかった。
事件を多方面から問題定義しています。
以外に読後感はスッキリです。

モヤモヤな恋愛にふーーーん

読者

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島本理生の本

Red

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おなかすいた

2019から、とりあへずマイペー…

きっと女性は多くを抱えている。単純な「男」がそれを想像しても、想像できるのはその氷山の一角か。 時に女性は本人すらも自分自身をコントロールが難しいほど複雑で、本作のように言葉に変換できることも稀なのかも。 ならば余計に男の想像の範疇を超えている。 なんで○○をわかってくれないのか、と思うことも相当な一人よがりだったのかも、という気持ちになった。 まずは精神的に支えたい、とも。

3か月前

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あなたの愛人の名前は

あなたの愛人の名前は

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

大人の屈折した恋愛ものを中心として大人の繊細さを描いた全6篇。 対の作品になっている2篇の女性と男性が私の苦手で息が苦しくなった。 それぞれのその人にとっての存在感を感じる、その一瞬を描いている場面が好きだ。

12か月前

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夏の裁断

夏の裁断

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なかむう

小説が好き。

女性が受ける日々の小さな暴力だとか、それを引き寄せてしまう主人公にモヤモヤしながら読んだ。書き下ろしの短編に救いがあるので読了できた気がする。

1年前

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