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ポンペイの遺跡、猫めいた老婦人、白い紙の舟…。不在の人物の輪郭、欠落した記憶の彼方から、おぼろげに浮かび上がる六つの物語。たくらみに満ちた短篇集 続き

コメント

「わたしは消えてゆく記憶を惜しんだりしない。どのみち、ぜんぶ抱えこむことなどできないのだから」

小説というのはノンフィクションでない限りは作家の作り上げた嘘の世界を楽しむものだと思うが、これはまさに読めば読むほど嘘に感染してしまう物語だ。しかし決して不快ではなく、心地良く、そして頭を使いながら物語に仕掛けられた数々の嘘の世界に浸ることができた。
こんな嘘に騙されてみたいし、騙す側にもなってみたい。

読者

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読み飛ばしがちな章の名前をちゃんと頭に入れて読まないと、ときどき年代が飛ぶので要注意。 家系図が欲しくなるけど、絶対載せちゃいけない本って、たぶん初めて読んだと思う。 この人…既出?っていう既視感(既読感)を感じつつ読み進めていると、「ああ、あのときの!」ってなる。 ちょっと不思議なタイムトラベルだった。

1年前

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