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マレット署長とスキナー主任警部の差し金により、デントン署を去る日が刻一刻と迫るなか、フロスト警部が抱える未解決事件の数は、一向に減る気配を見せない。疲れた... 続き

コメント

フロストシリーズは、この作品が遺作だそうだ。デントン署から異動させられそうになり、やや哀愁漂うフロストだったが、最後にツキが回ってきた。
作品も遺族の許可をもらい、別の作家が続けるそうでひとまずホッとした。

読者

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R・D・ウィングフィールドの本

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avocado901

読むのは主に翻訳小説だけど、本棚…

ウィングフィールドの手によるフロスト警部シリーズの最終作。陰惨な事件とお下劣なジョークの対比がシリーズ中で最も際立つ今作で、フロスト警部はかつてないほどの窮地に立たされます。 シリーズをずっと読んできて、こんな下品なジョークや嫌味のきいた会話を笑える日本語に訳すなんてすごい!といつも感動していました。フロスト警部のキャラクターやデントン署の雰囲気は、芹澤恵氏の翻訳あってこそ楽しめるものなんだと思っています。 例えば、今作でフロスト警部がスキナー主任警部と初対面する場面。‘Pleased to meet you’というフロストの台詞を「こりゃ、どうも、お目にかかれて光栄の行ったり来たりだよ」と訳してるんですよ。 私はフロスト警部シリーズを読みながらニヤニヤしたいんです。だから、作者ウィングフィールドの亡き後も新たな作家ユニットの手によって続いているシリーズが、1日も早く翻訳出版されることを願っています。

6日前

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

楽しみに待ってたフロスト警部もの最新邦訳版。 上下の大部だけど全然苦になりません。 今、最高の警察ものシリーズシリーズと思う。 男やもめで浮浪者のような風体、ヨレヨレの服に毎日同じ汚らしいマフラー、所構わずタバコを吸い、下品極まりない冗談ばかり言っている、書類仕事はからきしダメ、経費精算はでっち上げ...というフロスト警部が主人公。 家庭生活が破綻していたときに自殺しようとして拳銃を持った犯人に立ち向かったところ、意外にも犯人を取り押さえることができて、大層立派な勲章を女王陛下からもらってしまっており、上司も簡単に彼を追い出すことができない...冴えた推理とは全く無縁で見込み違いのホシを追いかけてはあてが外れの繰り返しで早朝から深夜まで部下を振り回しまくる...これだけ読めば最悪、と思うのだけど、とにかく遮二無二働きまくり、最後には事件を解決させてしまう、しかも手柄は全部人にゆずってしまう。イヤミな上司とのやり取りも相変わらず。 憎めないおとっつぁんという感じで陰惨な事件でも楽しく読めてしまう。 本作では少し冴えてちょっと敏腕な感じに描かれていたようにも思いますが相変わらずの面白さ。 分厚い本だとちょっとしんどいな、と思うのですが、このシリーズに限ってはこんなにたくさん読めて嬉しいと思ってしまう。本当にお薦めです。

約2年前