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ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外... 続き

コメント

大人びた小学4年の少年アオヤマくんが町で起きる不思議な現象の研究を始める。アオヤマくんとお姉さんの関係が切なくも愛おしい。夏になると読みたくなる。

いちばん好きな場面はウチダ君がすごくふしぎな発見をアオヤマ君に話すところ。答えがあるのかさえ分からないことを考えるのはよいこと。考えないよりずっといい。

とっても好きなタイプのボーイミーツガール。
アオヤマくんが本当に可愛らしくて、そう感じること自体、わたしは大人目線でいるのだなと思わされた。同級生だったら、この時分では恋しなくて、後あとモテるのだね。
彼が「ぜんぜんちがう」と分かってしまったことに、やけにさらさらした涙がだーだー出てきて、カラカラになって、気持ちよかったのを覚えている。

背伸びしたい時期の年頃の男の子の身に降りかかった自分ではどうしようもない出来事というのがすごく印象に残っている。読み終わったあとすごく切なくなった。

ペンギンもジャバウォックもどこかに存在するんじゃないかって思ってしまう絶妙なリアリティが好き

とても勉強家な、小学4年生のアオヤマくんが主人公のSF小説。
スタニスワフ・レムのソラリスに影響を受けて作った作品だそう。
アオヤマくんの
「僕にとって誰かに負けるのは恥ずかしい事じゃない。恥ずかしいのは昨日の自分に負けることだけだ。」
という言葉を人生の教訓にしている。
是非映画化して欲しいなァ。

アオヤマくんのようで無くて良いから子どもが欲しくなった。アオヤマくんの父母のようになりたく思う。
旅立つ前アオヤマくんの父がお姉さんに言う「もし息子が取り組んでいるのがそういう問題であったら、息子はたいへん傷つくことになる。私が心配するのはそれだけですよ」の部分がすき。
これから起こることがわかっているような、子の全てを包み込むような愛情が。
episode1〜3はゆったり
episode4はババババっと
読んでしまう。
ゆっくり味わっていただきたいし、
実写化されると嬉しい作品。
もちろん、ミステリアスなお姉さんも大好きです。
アオヤマくんには負けますが、、、笑

*ルッカリー はぜる ヒメジョオン 暗渠 フリッパー ニュートリノ エウレカ

研究熱心な少年の冒険の話!と思ってのんびり読んでたら、どんどん引き込まれた。
最後はちょっと切なくて、お父さんの台詞がいちいちかっこいい笑

今年夏にアニメ映画になった。
CMで観て気になったので本を読んでみた。
小学生の研究好きな男の子の語り口で始まる書き出し。可愛くて入り込めそうだと思ったけど途中から憎たらしくなってきたり、単調な気がして読めなくなったり、色々苦しんだけど読破。
郊外の町で起こった不思議な出来事。
小学生の男の子の夏休みに起こった、少し切ない物語。
若い人に読んでほしい本かなーと思いました。
熟語も漢字も難しくないので。

ぽかぽかのんびりって感じ

ぼくとお姉さんと、ペンギン。謎は解くべきか解かざるべきか。解かざるを得なくなるのか。
考えるということ、考え続けるということはどういうことなのか。真実は時に理不尽である。
しかし人生にノートは必要だ。

しばらく前に買ってたんだけど読んでおらず、最近になって思い出して読んだところ、ちょうど良い季節に読んだな、と思った。夏、あるいは夏休みに読むべき。
最初は割とほのぼのした雰囲気だったのが、どんどんSFに突っ込んでいって、いつのまにか少年は世界を救えるか否かレベルにまでなるのだけど、それら全てが、「小学生のころに裏山探検で感じたワクワク感や好奇心」みたいなモノの延長において読めるところが魅力であると思います。

少年の小さな冒険の物語
突拍子もないような話で内容を掴めずに読み進めると、物語が繋がる頃には少年の愛らしさと冒険から目が離せなくなっていた。

コーラは嫌いじゃない。この本のせいで嫌いじゃなくなってしまったのだ。

温かくて、ちょっぴり切ない

大人のような少年。そして不思議な力を持つお姉さん。SFなのに全体的にゆったりした空気が流れている。朧げな記憶の中の少年時代に重ねてみたり、少年が自分の姿に重なったり。忙しさに追われ、知的好奇心を忘れてしまった大人におすすめ。

★★★★★
きっとアオヤマくんは、えらい大人になったときに、再びおねえさんに会えるのだと既に確信しているんじゃないでしょうか。
それにしても、森見登美彦の描くヒロインは、どれも本当に魅力的で美しいですね。

「アオヤマくん、そのまま君の道をひた走れ」
いやしかし面白かった。活字的満腹感

読者

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森見登美彦の本

四畳半神話大系

四畳半神話大系

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HSSISOLATED

人生で何度目かの読書熱

薔薇色で有意義なキャンパスライフを送れずいじけるいっぽうの数年を過ごした全ての人に読んでほしい。 この本を読んでいると自分が学部生だった頃を思い出して虚しくなる。しかも、なんだか自分もこういったことをやっていたような気がするから腹立たしい。 そこで、『あぁ、じつに、生き方に工夫が足りなかった。私はなんてまっすぐだったのであろう。』(p.30)などとほわほわ考え、「もし、あの時違う選択をしていたら」、「もし、もう少しだけ運が向いていたら」などと過去を振り返る。 そうは言っても、 『寺山修司はかつて、書を捨てて街へ出やがれと言ったと聞く。しかし街に出て何をしろというのだ、この私に。』(P.220)と思い直すと、結局自分に伝説の至宝「薔薇色のキャンパスライフ」を手に入れる事は出来なかったに決まっていると再びいじけてしまう。 つまり、この物語体験とは、どんな選択をしていたとしても結局代わり映えのしない数年間だっただろうし、自分は自分でしかなかったのだ、という過去・現在・近未来にかけての自己同一性について洞察する極めてE.エリクソン的ライフサイクル体験ができるSF小説なのかもしれない。 その他 『赤ちゃんがおしゃぶりをしゃぶるように箱庭の権力をしゃぶり続け、』(P.47) 『負けてたまるか。 人恋しさに負けてたまるか。』(P.54)

約1か月前

ペンギン・ハイウェイ 角川文庫

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mai

((*゚∀゚))

奇妙奇天烈な話だけど、全体の雰囲気がなんだかほのぼのとしています。アオヤマ少年のキャラクターが好きです。少年の冒険をいっしょに応援したくなる気持ちになります。

約1年前

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人間と天狗と狸が暮らす現代の京都を舞台に、「阿呆の血」を受け継いだ狸の家族の物語。真面目で努力家だがピンチに弱い矢一郎、父の死のショックから井戸に引きこもり蛙の姿から戻れなくなった矢二郎、「面白きことは良きことなり!」が身上の矢三郎、偽電気ブランの工場で働く小心者の矢四郎、四人の子供達と宝塚を愛する母が、絶体絶命のピンチを前に奇跡を起こす・・・という話。 「くされ大学生」「阿呆の血のしからしむるところ」といった森見登美彦の独特言葉のチョイスとユーモア、そして愛すべきキャラクター達がクセになる。 また、面白おかしいだけでなく、最後には温かい気持ちになれる点も魅力。 父・総一郎が長兄に語った言葉が印象的。 「兄弟仲良く! なにしろ、おまえたちには、みんな同じ『阿呆の血が流れている』」

1年前

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