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北国のラブホテルの一室で、心をも裸にして生々しく抱き合う男と女。互いの孤独を重ねる中に見えてくるそれぞれの人生の大切な断片を切り取る。第149回直木賞受賞... 続き

コメント

2016.11.14
淡々と生活していく中で、孤独や倦怠感を感じることは大いにあると思う。日常に埋もれた''非日常”がラブホテルにはあるのかもしれない。それぞれの生活、想いがラブホテルを中心に淡々と語られている。

その他のコメント

釧路湿原を見下ろす高台に位置するラブホテルを舞台にした人間模様。道東の大陸的な乾いた風景と男女のおりなす仄暗い行為と湿原のウエットさが絶妙なバランスで混じりあっている。「バブルバス」は「大根の月」向田邦子に通じるものを感じた。その日を精一杯生きる熟年主婦が愛おしい。
文庫版解説は川本三郎。

バラバラに見える全部で7つの短編が、最後に、とあるところに帰着します。
みんな幸せになろうと行動しているのに、思うようにいかない切なさとか焦りとかが描かれています。
女性向きかな。性的描写がなかなか多くて、著者は普段なに考えてんだと思いました。

読者

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桜木紫乃の本

硝子の葦

硝子の葦

Picture

渡辺洋介

神田村経由専門書版元

霧に包まれた北の大地の湿った質感と夏の朝の冷たさ、男女の織り成すまぐわいの匂い。「どこまでも逃げてくれ」そう願わずにはいられない。

約1か月前

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無垢の領域

無垢の領域

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マシマロウ

若い頃は若い連中が読まないものを…

人が判断を誤る時は、どんな時なのか?どんなファクターが影響するのか?自分が誤った時にはそれこそいくつもの言い訳を用意するのに、他人の誤りには同情を装いながら自業自得だと冷淡に割り切れてしまう。 この小説の中の登場人物たちは、全て判断を誤る。誤った判断の結果を読者は突きつけられるので、いい気持ちはしない。唯一生活能力に欠ける25歳の女性のみが、人間関係のしがらみの中にいないので純粋に生きていけるはずなのだが……。 用意された「驚きの結末」も予測できるものであり、この作者にしては物足りない気がした。

11か月前