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元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線"はやて"に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜... 続き

コメント

グラスホッパーに出てくる人物も登場してちょっと親しみを持ちながら読みました。
王子の考え方がとても怖かったけど、とても面白かったです。

殺し屋シリーズ二作目。グラスホッパー→マリアビートル→AXの順に読むべき。(自分は順番を読む間違えたので、ちょっと後悔)

冷静で読書家の殺し屋「蜜柑」と、きかんしゃトーマスを愛する殺し屋「檸檬」は、峰岸の息子と謎のトランクの護送を依頼される。腕は良いがとことん運が悪い殺し屋「七尾」は、トランクを奪うよう依頼される。そして大切な息子をビルから落とされたアル中の元殺し屋「木村」は、悪意に満ちた中学生「王子」に復讐しようとするも、息子を人質にされ囚われてしまう。東北新幹線はやての車内で、5人の思惑が交錯する。

周りで起こる出来事や、出くわした人物をきかんしゃトーマスに関連づけて説明しようとする「檸檬」がなんとも魅力的なキャラクター。特に黒いディーゼルのシールを「王子」に貼り付けていたくだりは最高だった。

ハッピーエンドなのにどこか切なさが残るラストシーンは、伊坂さんの真骨頂。胸にジーンとくる話です。

「蜜柑、おまえもだ。俺もおまえも、死んでも絶対、生き返る」

まさに伊坂小説って感じでした。
ゴールデンスランバーなどの最近の作品よりも、重力ピエロやラッシュライフ、グラスホッパーなどの昔の作品のほうが好きだった私には嬉しすぎる話でした。
しかし伊坂先生は本当、生理的嫌悪を催すような腹の底からの悪人書くのが本当上手い。
登場人物的には天道虫と果物が好きでした。いいですね殺し屋ズ。
あとちょこちょことグラスホッパーにリンクしていて嬉しかったです。

読者

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伊坂幸太郎の本