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ダヴィデ、システィーナ礼拝堂天井画、「最後の審判」などで知られるルネサンスの巨匠ミケランジェロ。彫刻や絵画のみならず、建築、素描、詩篇にいたる超人的な芸術... 続き

コメント

芸術家ミケランジェロについての、作品の説明。
コスモスを大事にするレオナルド・ダヴィンチとの対比で、ケイオスを重視するミケランジェロという形で描かれている。

中公新書としては、正直出来があまり良くない。
図の参照が前に行ったり、後ろに行ったりと、いちいち見返すのが面倒くさく、すんなりと進めない。

内容も史料の裏付けが少なく、作者の私見なのか、ミケランジェロが本当にそう思ってたのかが分かりづらい。

知名度の割にミケランジェロについて書かれている書籍はそんなにない気がするので、そこに良かったが、全体的に不満が残る内容。

読者

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新書

世界史序説

世界史序説

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Ataru Kuroki

水もしたたる、トキントキンの、O…

(要約)西洋中心史観は思い上がりである。大航海時代以前の世界史の中心はユーラシアのオリエント以東であって、そこにおいては遊牧民(=軍事、商業)と農耕民(=生産)の結節点(=シルクロード)が繁栄した。ちなみに、ユーラシアの中でも古代はオリエントが優勢であった(ローマ帝国はその一部)が、オリエントにおける森林資源の枯渇と中国における石炭の利用開始によって比重は東に移った。大航海時代が来ると新大陸からの銀が海路で大量に運ばれるようになり、シルクロードは衰退し、ヨーロッパにおいてもシルクロードの最西端としてのイタリアから西欧へと比重が移った。西欧の中でもイギリスだけはアジアの産品を産業革命によって輸入代替することに成功し(ex.綿布)、君民の距離が近かった(三流国家だったので、国債など、資金や軍事力を最大限動員するシステムが早くに開発されていた)ために生産力の増大を軍事にも反映させることに成功し、世界の覇権を握った。その後の歴史は周知の通り。 ちなみに、遊牧民のいない日本とヨーロッパは類似の史実経過(ex.封建制)をたどった。それが近代化の前提条件たる中世を日本に準備した。 (コメント)筋は通っているので一読に値するけど、実証的でないのでこの本だけでは信じられない。そもそも、新書一冊で世界全史を実証することは不可能なので、著者の言う「選択の体系」(どの史実に着目して世界史を描くか)を示すための本だと思って読めばいいのかもしれない。この体系を実証するための研究は後から為されればいいんだと思う。 ただ、シルクロードから海路に比重が移るところの説明はいまいち判然としない。シルクロードの時代にも海路は活発に利用されていたわけで、16Cに航海技術の進歩があったのか、どのくらいあったのか触れないと、どうしても説明しきれないように思う。 あと、モンゴルすげえ。イギリスも、条件的には全く恵まれてないのにやり方だけで覇権国家へと上り詰めて、すげえ。

3日前