51of2kzdsml

それは人類がはじめて月を歩いた夏だった-。作者自身が多感な青年時代を送った時代と場所から語られる、上等な郷愁に満ちた、絶品の青春小説。 続き

コメント

再読。初期の方からポールオースターも読み直しているところですが、これの前の、最後の物たちの国で、を抜かしてこれを読んだわけですが、ここからポールオースターの小説は、ヘヴィーなところとユーモアとのバランスがとれて絶妙な絶望感というか、孤独と邂逅、死にぞこなって生きながらえるその波の反復がやってきた。一方的にカタストロフしていく中にも波があって、再生するインターバルがあって。ただ落ちるジェットコースターではなく、だんだん造りの凝ったルートになっていく。あー、やはり順番に読むべきだった。

読者

6c381bd5 9159 4827 952a 6a4284adbc7bCbe668ff bf8e 4314 915b 5a089a85446669d21e99 b3b3 461b a629 6b943372182b931bc4b3 9cb5 48bb bed7 5c071e9c434a 4人

ポール・オースターの本

幽霊たち

幽霊たち

7d9f429e 1f0b 4fe6 b81b b70a0cfa60bf

じゅんた

ひとこと備忘録 ハードカバーが好…

私立探偵のブルーが依頼を受けブラックの観察を始める。期限は未定。 当初の予定よりもそれは長く続けられた。ひたすらに待つという一歩間違えば読者を飽きさせてしまう恐れがあるが、所々に挟まれるエピソードもあり面白く読み進められる。 ひたすら待つブルーは、その状況から自然に考えるという事を強いられる。それも心理状態を克明に表現されているため、気付いた時には自分自身も考えるとはどういう事なのか考えている。 思索の面白さを実感させてくれる。

6か月前

2c2a0c64 6c1f 4af7 8c54 e72c2224df6fEc9d141a dc97 41df 812e 9427c9e8c25fE034a2e8 2cef 4b01 87f7 57c5b80f7260
冬の日誌

冬の日誌

C64ee4ab c710 4fea a859 9a826a78947b

Eiji Kobayashi

こヴィ。編集者・ライター

64歳、これから人生の冬の季節を迎えようとする著者(若くもないが後期高齢者でもない)が、自らの過去を振り返り、掘り起こし、レイヤーを剥がしながら、「身体」にまつわる様々な記憶とエピソードを幼少期からの時間軸で綴ったメモワール。かつての自分を「君」と呼び、現在とは一定の距離を保ちながら二人称で語っていくことで、自伝的ではあるがいわゆる自伝ではなく(柴田さんは「ノンフィクション」と書いている』、読んでるこちら自身の記憶も掘り起こされながら、ぐいぐい読まされる。ほとんどオースターの他の小説と同じ面白さ。(原書で)翌年刊行した『内面からの報告書』と対をなす。

約2年前

Fdc3df73 6ecc 4500 ae67 df733823d09f08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2cBba98bee dc8a 4928 b105 a6ee52d0ce9b 23