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5年前の惨事-播磨崎中学校銃乱射事件。奇跡の英雄・永嶋丈は、いまや国会議員として権力を手中にしていた。謎めいた検索ワードは、あの事件の真相を探れと仄めかし... 続き

コメント

何作も出していたら少なからず当たり外れが出てきてもおかしくないのに、
伊坂さんの小説は『オーデュボンの祈り』から外れない、揺るがない。むしろ毎回跳び越えつつある。

「小説」の持つパワーを感じさせてくれる、「小説」の見方が変わるかもしれない作品。

あなたは読む勇気がありますか?

本が好きになったきっかけの作品。「個人vs国家」という大きいテーマを扱っていると感じたが、社会のしくみについて考えさせられる。知的な登場人物が多く、緊張した場面でもユーモアのある会話でくすっと笑わせてくれるところが多々ある。何回読んでも勉強になるし興味の幅を広げてくれる。名言が多い。個人的には「人生は要約できねぇんだよ」ってセリフが1番響く。人生の中で大切な事は大きい出来事ではなく、日々の会話だったり何気ない日常。その積み重ねがその人の個性を表し、大事な部分らしい。昔読んだ時よりもこのセリフが心に響くようになった。

ゴールデンスランバーにも共通する「切迫感」がハンパない。と思ったら、あとがき読んで納得。

常に、勇気はあるか?と問われている。
その内それは読んでる読者に向けられてるようなきがしてくる。

上巻の伏線、魔王の伏線を回収した感じ。
一度読んだだけでは作者の言いたい事を理解しきれない…そんな後味の残る作品。
社会の仕組みとは、コロニーとは。そこに存在する小さな私とは。
最後の終わり方が、もどかしくもあり、スッキリもするようなそんな作品でした。

読者

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伊坂幸太郎の本

シーソーモンスター

シーソーモンスター

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暇人

本の感想を書く場を求めて

どうしても、互いに憎みあわずにはいられない。 遺伝子レベルで刷り込まれているような『天敵』がいるとしたら、私達はどうするべきなのだろう。 バブル期と、2050年代の近未来。二つの時代を舞台に、「嫁と姑」「追う者と追われる者」の、憎み合う2組の軌跡を描いたエンタメ小説。 誰でも苦手な人というのはいるだろうが、彼らとどう関わるべきなのか、悩ましいテーマだ。 しかし、残念ながらこの作品には一つの問題点がある。 作中、話の本筋に関わらない、意図不明とすら思われるような描写がちらほらあり疑問に感じていた所、この作品は計8組の作家で作られた「螺旋プロジェクト」というものの一作であると、巻末に書かれていた。互いの作品へのリンク・関連がある、一つの作品群であるとのこと。 つまり、おそらく、同プロジェクトの他作品を読んで初めて意味が分かる要素もあるという事、らしい。 企画とはいえ、一冊で物語の世界が完成しないというのは、作品の完成度としてはどうかと思う。他の作品との統合性や同一要素の導入などをすると創作に制約があったとも思うし。 これを機に他のプロジェクト作品を読むべきかもしれないが、作者が80%の力しか出せなかった作品を8つ読むよりは、100%の作品を1つ読む方が良かった。残念。

2日前

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フーガはユーガ

フーガはユーガ

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三才

メールを送るのが仕事です。

読み進めると、ああこの人はこういう話を描くんだった、とどんどん読むスピードは加速し物語に引き込まれる。乾いた暴力と後半の畳み掛ける展開、読ませる力すごい。 あとこの表紙がすごく好き。

4か月前

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