コメント
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かけだし書店員 |
何作も出していたら少なからず当たり外れが出てきてもおかしくないのに、
伊坂さんの小説は『オーデュボンの祈り』から外れない、揺るがない。むしろ毎回跳び越えつつある。
「小説」の持つパワーを感じさせてくれる、「小説」の見方が変わるかもしれない作品。
あなたは読む勇気がありますか?
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かけだし書店員 |
何作も出していたら少なからず当たり外れが出てきてもおかしくないのに、
伊坂さんの小説は『オーデュボンの祈り』から外れない、揺るがない。むしろ毎回跳び越えつつある。
「小説」の持つパワーを感じさせてくれる、「小説」の見方が変わるかもしれない作品。
あなたは読む勇気がありますか?
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週に1冊は読みたい24歳女子 |
本が好きになったきっかけの作品。「個人vs国家」という大きいテーマを扱っていると感じたが、社会のしくみについて考えさせられる。知的な登場人物が多く、緊張した場面でもユーモアのある会話でくすっと笑わせてくれるところが多々ある。何回読んでも勉強になるし興味の幅を広げてくれる。名言が多い。個人的には「人生は要約できねぇんだよ」ってセリフが1番響く。人生の中で大切な事は大きい出来事ではなく、日々の会話だったり何気ない日常。その積み重ねがその人の個性を表し、大事な部分らしい。昔読んだ時よりもこのセリフが心に響くようになった。
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ハマっ子。清張好き |
ゴールデンスランバーにも共通する「切迫感」がハンパない。と思ったら、あとがき読んで納得。
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50人 |
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伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし
2019/11/16読了 |
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アイネクライネナハトムジーク
2019年198冊目。映画を観る前に〜と思って読了。伊坂幸太郎って、読み終わった後に相関図書きたくなるよね。書いて、あ!ここもつながってる?!ってなるのまで全部含めてたのしい。 |
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グラスホッパー
残酷さがある物語ではある。それでもどこか登場人物には善良さを感じてしまう部分が残されている。残酷さと善良さの狭間に立つ普通の主人公「鈴木」も日本で最も多い姓名の一つでもあり、残酷でもないしかし善良さも失った普通の匿名的男性という構造なのだろうか。物語としては面白い。でも残酷。 |
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クジラアタマの王様
いい意味で伊坂幸太郎らしくない本だと思います。パラレルワールドものですし、あんまり凝った伏線もありません。主人公たちにちょっと特殊な設定があるっていうところくらいが伊坂幸太郎らしい部分でしょうか。前半少し間延びしますが、後半の面白さはさすがです。トラブルに立ち向かうべきは夢の中でではなく現実においてなんだ、というところに感動しました。伊坂幸太郎って実直なんですね。 |