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コメント

ALSだったのである。女優に喋り方を揶揄われ不機嫌におし黙る痛々しいエピソードを、小沢昭一が愛情深く語っている。小沢はきき返したりせず、聴き取れた言葉の断片から川島の意図をじっくり考えたそうだ。フランキー堺のインタビューからも、川島の自己破壊的な生き方と孤独が色濃く感じられる。作品と監督を重ねるのは邪道だが、自分が若死にすることを自覚しつつ酒をあおり親と絶縁し月収の数倍のスーツを身にまとう生き様は彼の作品の登場人物達そのままだ。「いきてるうちがはなではないか/さいげつひとをまたないぜ」。

読者

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織田作之助の本

わが町・青春の逆説

わが町・青春の逆説

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ユージ

1990年に生まれてから、ずっと…

 読みたいと思っていた小説だっただけに、読めて嬉しかったことも影響しているのかもしれないが、ここ数年で一番おもしろいと思った物語だった。  読後、織田作之助と言う文士の恐ろしさを感じ、読書の面白さと奥深さを再確認できたような気もした。  織田作之助の創造した町で生活している人々の生きざまは不合理で理解しがたく感じることもあったが、常に生きることに前向きであり、その様子に美しさを感じた。  昭和の大阪の町を散歩してきたような気持ちになって、今の心斎橋や難波をぶらつきに行きたくなってくるような、そんな小説でした。

約1年前

天衣無縫

天衣無縫

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ユージ

1990年に生まれてから、ずっと…

僕が一番好きな作家の一番好きな作品は、この作品集の表題にもなっている『天衣無縫』です。 何かの漫画が表紙にされています。 本と猫が相性の悪い雨に濡れている感じがカッコいいですね。 作品の何が良いって、主人公の彼氏がほどほどに駄目な男で、そのほどほど感が僕のツボだったみたいです。 駄目な男が最後の方に、偉くならねばいかんのか、と言うのですが、この感情からくるストレスをじわりと慰めてくれます。そして、この男の魅力に気がつきます。 まぁ、今どきこんな男に惚れる女なんて居やしないんやろうけどなぁー。笑 他の作品も人間臭さ満開です。『船場の娘』という作品も入っていますがほどほどにドラマチックで好きです。是非、ご一読を! この感じが好きになったら、「西のオダサク」の他作品、有名な『夫婦善哉』、ラストが爽快な『競馬』なんてのもあるんで是非読んでみてください!

1年前

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