コメント
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特になし |
率直に言って、低俗。
いわゆる下流な人とSEXの話しかほとんど書いてない。
にもかかわらず、少なからずの共感。
こういうご時世、自分も下流に落ち込む不安。
取り繕っているだけで、下流の考えとそう変わらないという恋愛。
といったものが呼び起こされる。
その低俗な内容に対しての綺麗なまでの叙述トリックが印象的に映る。
そのトリックに導かれるように、最初に抱く低俗さへの嫌悪感が、段々と違う感情へと変化していく様は中々に面白い。
中々トリッキーな作品でした。