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長らく疎遠だった父が、死んだ。「明日香を除く親族は屋敷に立ち入らないこと」。不可解な遺言に、娘の明日香は戸惑いを覚えたが、医師であった父が最期まで守ってい... 続き

コメント

主人公明日香の愛の定義は、変だ。読んでいてイライラしてしまった。
遺品整理という作業が、明日香が持つ家族愛とやらを掘り起こしていく感覚にぴったりだ。

何が「不在」なのか……。
家か。愛か。

社会生活における普通人の心の底を覗くと、みんな驚くほど違って変なのかもしれない。それでも、グダグダになりながら一歩前に進める人はいつか、素敵な景色を見ることが出来るんだと思う。
「間違ってもいい」明日香のこの言葉は、本の終わりでこそ心に沁みる。

その他のコメント

自分の人生が普通ではないと感じるか?何を基準にそれを判断すれば良いのでしょうか。家族構成、家柄、収入など、判断基準は色々とあるかもしれませんが、人生など自分のもの一回きり、なかなか比較できるものではないでしょう。
というところで、このタイトルは一般性の「不在」なのではないかと考えましたが、その一般性すら人それぞれではないかとも感じます。結局のところ、人が他者を理解できるのは自分の常識の範囲内に過ぎず、その範囲をいかに広げられるかが重要なのではないかと。

読者

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鍵のかかった部屋 5つの密室

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サイカワモエ

本と本棚好き。

糸を使って外から鍵を閉める、という作品のアンソロジー。どの作品も短編ながらキャラの面白さがあって良かったです。個人的には、御手洗シリーズを読みたくて買ったのですがね。ちょっとあっさりした感はあるけど、また御手洗シリーズを読めて満足しています。

3か月前

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くちなし

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

いつのまにか、少し違う世界に紛れ込んでいる。違う価値観が常識になっている世界。そのスイッチに知らない間に触れてしまって、当たり前のように「愛」について考えている。愛がえぐれたように感じるのだけど、温かい短編集。

5か月前

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暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出

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SGGK

サッカーとミステリとハードボイル…

東日本大震災に遭遇した著者のノンフィクションです。この経験を元に「やがて海へと届く」を上梓したのでしょう。 被災地のためになにかできないか、被災していない人たちに何か伝えられないかという事と、放射線への恐怖から自分も被災者を差別しているのではないかという葛藤が伝わってきます。 被災地支援のため、合計3カ月間ほど現地に行きましたが、発災直後の状況は語り継いでいくべきものだと思います。記憶が薄れかけている今だからこそ、多くの人に読んでもらいたい一冊です。

11か月前

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