31i8nxkycql

娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取り憑かれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連... 続き

コメント

文字がざわざわ、しゃべるしゃべる。ざわめきはやがて流れになり、怒濤のように私たちを押し流す。ただ黙って波を被るしかないのだ。

最初読んだとき、文体の美しさに衝撃を覚えた。ことばってこんなに自由で豊かなんだと。緑子にはとても共感します。

読み終わったあと、ぼーっとしてしまった。強烈だった。

ひとつひとつの描写が、目の前で起きてるのがありありと想像できるリアルさでした。本の命題みたいなものが、いい意味ではっきりしない形かつストレートにどんと残る印象。

川上未映子のだらだらと続く独特な文体は好き嫌いがはっきり別れるだろうけど、私は好きだな。というか、私もそういう思考をしてしまうことがあるなと思う。たまに思考が追いつかないこともあるけど。

関西弁でベラベラと止まらない作品。かつて読んだことのない作品ではあったけど、再読はないかな…。この作品を関東の人ましてや男性は読むことが出来るのだろうか?男の欲望の為に胸が云々の女性の口論のくだりが好きでした

家族に限らず人って、相手をわかりたいし、相手にもわかってもらいたいものだと思う。
なかなか難しいけど、そのふたつが少しでも繋がるといいな、少しだけでもいいから。
とかゆーことをね、常々思ってやまないのです。
色々と感情移入してしまい、最後は号泣してしまいました。

量も少なくて薄い、読みやすそうな厚さなのに、もったいなくて1ヶ月かけて読みました。
ふさぎ込んでた緑子が殻を割る瞬間、親子であること、母であり娘であることを確認した瞬間でした。

卵投げ合うシーンが可笑しくて哀しい。

今まで触れたことのない文体だったので新鮮でした。
終始ずっと"乳と卵"。女性独特な事柄で生々しい。娘緑子と母巻子、巻子の妹である私。女性である事に対する嫌悪、執着…言葉足らずな3人。緑子と巻子が爆発する(卵と共に)シーンが印象的。

女って女の身体ってコトバって面白い。何て面白いんだろう。

読めないよ、と脅されていたけれどそんなこともなく、嫌悪感を抱くようなこともなく。読み終えた時にパッと感想が浮かぶようなものでもなかったけれど、例えば野坂昭如の文体との類似性だとか、引っかかる点はいくつも。

読者

5a5b8334 3d15 427c b204 1fd854ac503aE33033b8 a96e 40e4 8beb 8087eaaed0a42fe6ee53 e4e1 4076 9c3f 8dd643856febIcon user placeholder0b2c8078 e178 4bc4 80a0 55f6c27bea147654c38f 2a7a 482c ae61 67580a32ab1fDf294017 d183 436e 8e14 12aa00edcccb84bda6eb 64c2 4e5a 8be4 5fa9fc382ae7 53人

川上未映子の本

マリーの愛の証明

マリーの愛の証明

E8c5f783 e0cb 4510 bd81 7d1161547718

ぬっぴー

印刷会社で燻っている30歳(つい…

“少女たちは歩みつづけた。 自分にしかわからない話をしながら、 それでも誰かとわかりあえることを夢見ながら。” 生きるってそういうことな気がした。 わかったり、わからなかったりしながらただ進むこと。大人になっても減らないわからないことの多さに、滅入りながら。 2018.9

約1か月前

きみは赤ちゃん

きみは赤ちゃん

4714e3c6 f8f1 42a0 86bf 6363689cd0b2

snowparade

漫画多めです。小説も読みます

笑いあり、涙あり、つらさあり、痛みあり…。 もう何でもありました。 川上未映子さんの語り口調のおかげか、読んでてこっちまで辛くなる!なんて思いつめたりはしなかったけれど、この体験は壮絶だな…母親って偉大だなあと感じさせてくれる本でした。 川上未映子さんの「妊娠→出産→子供の一歳記念」までが語られているのですが、どうしたってうまくいかない様子が読んでいても伝わって、自分の体から他人(赤ちゃん)を産むのって本当すごいことだなぁと思います。 特に、旦那であるあべちゃんにはイライラしてしまうことの連続みたいでしたが、そのイライラすらも少し客観的な立場で分析出来ているのが、さすが作家さんだと驚きました。そういう意味では、「あ、私のこの感情ってこういう理由なんだ!」と同じ状況にある方はほっと安心するかもしれないし、あるいは「あ、あの時のってこういうことだったんだ!」とストンと腑に落ちるって方もいるかもしれないです。 エッセイってだけでなく、この本を読んで「私だけじゃなかった」と孤独から救われるお母さんは実は多いんじゃないかなぁと感じました。 男性・女性とか、妊娠・出産の経験の有無に関わらず、いろんな人に読んでほしいなぁと思う内容です。きっと、「自分はこんな風に大切にされて生まれてきたのかな」とか「あ、これわかる〜」とか、何かしら自分の中で「妊娠・出産・育児」に対する考えや感じ方が変わるんじゃないかなと思います。

3か月前

E6c6f1f7 2317 45ea a86d e092853b20b8B85470f5 26e2 4014 bda3 f5a78ca2f89456c8022c 9791 473b 9cbc f021e3f0a16f 29
シャンデリア

シャンデリア

F7cd00f5 d3ed 4475 8cea 58f6ae5cf7ed

おおたか

ことばなんて真実から遠い

‪生きてることとか、お金とか、他人とかすべてが曖昧になってデパートにつるされたシャンデリアがいま落ちてきて死にたい気持ちとか‬ ‪キラキラとどす黒いのが同じな感じ‬

10か月前

Fbad6930 13ee 4484 b2de 3e4dd1e15de5E8c5f783 e0cb 4510 bd81 7d1161547718D2e3f5a7 ca3d 4fbc a529 fb7802d27c86