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日中戦争の最中、旧満州(現・中国東北部)に存在した最高学府「満州建国大学」。「五族協和」の実践をめざし若者たちが夢見たものとは。彼らが生き抜いた戦後とは。... 続き

コメント

あの時代の日本(というか大日本帝國)が、ここまで実験的な教育機関をつくっていたことに驚いた。AIUや立命館APUどころじゃない?、異文化共生への奮闘に興味が駆られる。

その他のコメント

まだ半分しか読んでないけど既に涙腺がやばいことに。
在日コリアンとして、この時代にこんな特殊で、異様で、温かい「空間」があったことに驚きと感動を隠せない。
映画化してほしい。

全く知らなかったのだが満州国には関東軍の肝入り〜発案が石原莞爾で実行が辻政信という…〜で創られた超エリート大学があってそこには五族協和を実現すべく日本人以外の生徒も集められ驚くことに言論の自由もあり、日本人学生は中国人学生に侵略を咎められて日夜議論していたのだとか。
そんな超エリート学校の卒業生を取材した本。
日本でも卒業生は戦争協力者というレッテルであまりいい生活を送れていないのだが、中国、ソヴィエトに置いては明らかに裏切者で特に中国人卒業生の過酷な生活には目を背けたくなる。唯一卒業生をエリートとして体制側でも採用した韓国でも様々な葛藤があったことが描かれています。
五族協和は侵略のカモフラージュのスローガンだけど、純粋にその理念を追求することは悪いことでは無いとは思う。しかし結果としてより大きな不幸は純粋な理念の追求が為したのだ、というのが個人的な感想。
今はどうか知らないけれど日本の歴史教育では近現代史が疎かに扱われてるような気がしてならない。
いや、実に読み応えがありました。おすすめです。

読者

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