Icon stand

ストアでダウンロード

Btn appstore Btn googleplay
41cgtkgczdl

コメント

人と物語の関わりは、私にとっては命題のようなもので、それは「物語を読む」というだけではなくて「物語形式に思考し、理解し、あるいは記憶する」ということも含む。
本書では後者について考察されている。
要約すれば、物語形式での理解、つまり因果関係(〇〇なので〇〇である)を下地にした理解は、一種の筋、枠にはまってしまうことの不自由さに繋がるのだという内容だが、一つ一つを丁寧に解き明かして行く書きぶりにドキドキした。
感情のままに行動することの不自由さ(選択肢がない、選べないという意味で)、についての記述は、今まで考えたこともなかったので、大変面白かった。

その他のコメント

2016年に〈Webちくま〉に連載された「人生につける薬 − 人間は物語る動物である」の書籍化。
私、いかにもな自己啓発本が苦手で、これまで慎重に避けて生きてきました。この本も連載時のタイトルだったら読まなかったと思う。あー読めてよかった!
ものすごく雑にまとめると、
「人間は出来事に因果関係(を含むストーリー)を求めてしまう生き物なんだ。でも世の中には理由のないことだってたくさんあるんだよ。それに、自分の作ったストーリーによって苦しんでしまうこともけっこう多い。だったら、ストーリーを手放すという生き方もあるよ?」
という内容です。本当はもっと深いし、示唆に富んだ言葉が満載なので、ぜひ手にとってみてほしい。
好きな本、感動した本、面白い本、役に立った本はたくさんあるけれど、自分を変えてくれる本との出会いはなかなかありません。私にとってこの本は、そんな一冊になる予感がします。

読者

8b9d44bc 8bff 43c4 9843 f48fa469589dIcon user placeholder74912335 138b 480d ab00 0baf0be8aab42e660f9d 042a 43c9 8a83 ab9221e5f4a447447c07 c188 4a46 a700 79a4bc3d1a55C25e4b67 738c 4143 a02f 43951068dbcfE4d8f046 7597 4680 afbc 9a933d5c43f41f29e54b 0012 44c1 a1e2 ed11b38bfccc 8人

千野帽子の本