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貧しい椅子職人は、世にも醜い容貌のせいで、常に孤独だった。惨めな日々の中で思いつめた男は、納品前の大きな肘掛椅子の中に身を潜める。その椅子は、若く美しい夫... 続き

コメント

『屋根裏の散歩者』と並び人間の歪んだ、でも一途な想いを描いた名作。
明智小五郎は出てきませんが、最後に読者に「えっ?」と思わせるところはしっかりミステリーです。

話もですが、描写がとても好きです。
蜃気楼の表現も墨汁を垂らしてジワジワと滲んでいくなど、わかりやすい上に奇妙な情景が浮かぶところに惹かれました。
最後の大槻ケンヂの解説で、乱歩の暗所閉所は母体回帰願望であるなど好き勝手な面白い見解も必見です。

ドキドキ、のち、ぞくぞく。乱歩エッセンスに満ちている。

読者

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江戸川乱歩の本

酒呑みに与ふる書

酒呑みに与ふる書

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付喪神

基本、何でも読みます

2019/04/06 読了 〜あるいは酒でいっぱいの海〜 松尾芭蕉から夏目漱石。江戸川乱歩に折口信夫。角田光代や村上春樹。内田樹と鷲田清一も。 酒の肴にちょうどいい。ちびちびやりながら楽しく読みました。日本酒の話がもっとあったらもっと良かったのになぁ。 装丁が素敵ですね。 〜すべての酒呑みに捧ぐ〜

3か月前

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魔術師

魔術師

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ねこのすず箱

主にミステリを読んでいます

とある一家を執拗に狙う犯人。その家の娘と滞在先で仲良くなった明智は、事件に巻き込まれていく。悲劇へのカウントダウン。悲しい笛の音。名探偵も先手を取られてしまう。これでもかと派手な事件が畳み掛けられ、真相もかなり扇情的。読者の心を惹き付け走り切る、大衆作家の本領発揮か。

7か月前