Btn appstore Btn googleplay
9784062940351

「先祖代代、片倉の女は殺される定めだとか。しかも斬り殺されるんだという話でした」 昭和29年3月、駒沢野球場周辺で発生した連続通り魔・「昭和の辻斬り事件」... 続き

コメント

京極堂の妹が探偵役である。
事件は人間が起こすもので、解決する。しかし、その裏で流れているものが不気味だ。
表紙をとくとご覧あれだが、良いのだろうか?京極先生が伝えたいことは、だぶんそんな事では、ないのだろうな。

その他のコメント

かなり久し振りの百鬼夜行シリーズで嬉しかったが、京極堂らメインは出ないスピンオフ。
中禅寺敦子ら脇役がメインで、少しがっかりした。
「刀」と「鬼」がテーマの殺人事件で、同著者の著作「ヒトごろし」と同じようなこと(土方にまつわる涼という女と刀)が語られていて、どうやら世界観は繋がっているらしい。
このシリーズは単独の世界観として読んでいて、ちょっと唐突感があった。
この時代、まだサイコパスなど心のことが知られていないときに、怪異としてではなく、人間の起こした事件として終わったのは良かった。
研師の大垣が言う、どんなに美術品だと言い繕っても刀は人殺しのための道具、という台詞は良かった。
時代の所為なのか、物分かりの悪い賀川という刑事には少しイラついた。

京極夏彦の作品はいつも禅問答のようだと思う。
表と裏は常に表裏一体でそれは善でも悪でもなく「無」である、というところに行き着いていると感じる。
因縁や呪いといったものも全ては「無」の中に何かを見出そうとする人間の業なのかもしれない。

読者

19044d62 6fd6 4172 b936 f96acc1a498a56210284 c42b 444f a012 699dde075310A209443d 9caa 4ef1 a492 e750cfcdc65687d4ebfc 67c9 4829 8877 939d2fda796dIcon user placeholder1525b978 75b4 4758 ae92 afa4d5728ad408634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c0970f3da 8bc1 4a63 b77a adf191cda81a 10人

京極夏彦の本

続巷説百物語

続巷説百物語

3ac63efa 7036 47d7 bbc1 e729b86b4ce6

anon

中島敦が好きで、何百回も読み返し…

この方の、湿度を感じる文章が好きで、ほぼ全て読んでいる。 ただ、涙が出そうになったのはこの本だけ。 「いちばん好き」と言うと語弊があるかも知れないが。 物語の終盤で、バラバラに見えていた事象が鮮やかに結ばれて回収されていくのは、京極夏彦さんの作品を読む上での快感だと思う。 だがこの本だけは、終わりに向かう程にやるせなくて。 この登場人物たちの行き着く先はこの形しかなかったのだろうと理解はできているのに、 終わりを見るのが辛くて、ページを繰る手を止めたくなる。 それでもきっと何度となく読み返してしまうだろうな。

約1か月前

1c27ba40 af8e 4305 846f 3678055a5b25Ff2bc3d6 3a0c 4b07 bdb5 15b58c550c8d7d884a2e a77e 44f9 ae8d a928cff242c7
前巷説百物語

前巷説百物語

Icon user placeholder

ミゾロ

サンボマスターが好きです

小股潜りの又市が何故御行姿になったのか。 全ての物語に続く序章。ぐいぐいと引き込まれ、一気に読んでしまった。 京極さんの作品は登場人物一人ひとりが確かに息をしてそこに居る。だから恐ろしいし悲しいのだと思う。

約2か月前

アンカット特装版 魍魎の匣

アンカット特装版 魍魎の匣

A80b23ae d6c3 4088 909d e7a4fd93be4f

白鯨

作品を楽しみ、その感想、考察を漏…

前作の科学とオカルトが程よく混ざった空気感 から少しだけ内容物が変わり、 今回はよりアカデミックな様相。 一人の男の、いや、他にも何人か、の妄想から 端を発し、様々な疑念、妄念、執着が入り乱れ、 それら全てが一箇所に、一人に、一つの匣に帰結。 いくつもの小さな小川が一つの大きな河に合流、 ではなく、 最終地点は人が近寄らない古森の奥にある 不気味な湖。 そこの空気は暗く淀んでおり、 湖面も濁り奥は見えない。 しかしその湖底には何かが、得体が知れない何か、 覗き込んではいけない、触れてはいけない何かが。

約2か月前

地獄の楽しみ方 17歳の特別教室

地獄の楽しみ方 17歳の特別教室

Icon user placeholder

ミゾロ

サンボマスターが好きです

京極夏彦の小説でない文は、久しぶりに読んだ。 対決しないで勝負自体を無効化する。そんな事が現実でできるようになったら素敵な事だと思う。言葉の技術を磨きたくなる一冊だった。

2か月前

F9ed6367 e960 4960 9836 90617222a3a0374cb409 7ba1 4045 9dbf d8fc338bbfde8870230d 5270 4d09 9530 2574d3a04576