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コメント

タイトル買い。世紀末な今池、いいですね。大好きな町今池が電波でゴミで嬉しい限り。(今池を知らなくてもまったく問題なく読めます!)

2001年の小説なのに、ストーリー全体に漂う救いようのなさは、2017年に読んでも古さを感じさせません。。
ネットがストーリーの鍵のひとつになってますが、そこは古く感じるかも。
トラボー、ペラ、パタイなど独特の若者言葉がいい味を出してます。(時計じかけのオレンジのナッドサット語みたいな)

私は真紀派ですが、この小説のヒロインはマリアなんでしょう。
一般人は何もできず振り回されるけど、今日のところはひとまず生き延びるしかない(そして、そんな日を繰り返すしかない)みたいな諦念が根底にある気がする。
そして無力感の象徴であり、死ねるなら死にたいマリアは、作中なんども死ぬチャンスに巡り合うのに生き残ってしまう。
救いのない話なのにきちんとエンタメしてるし、全体的にはテンション高め。なぜか爽やかな読後感。

読者

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町井登志夫の本