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コメント

人間は独りで生きていけるーー。と、思わせるほど、心理的ベクトルがうちに向かって、昂進する。

戦争は内的ロジックの華美のためのみに使われ、時折、言及されるかと思うと、すぐさま後景に退く。主旋律は「性」にあり、「性」の類義語が「偽」だと気づく。

決して露出狂的な性ではない。内に向かい、拗れ、捻れ、行き場を失ってしまった先にあるのが偽りであるということ。その「偽」は過去の記憶であり、冒頭の「生まれたときの光景」の記憶という偽史を信じる彼には当然のことかもしれない。

P.S.
「産湯を使わされた盥のふちのところ」という表現ほど、キャメラ的な一文はないと思う。

その他のコメント

今まで敬遠していたのですが、いざ読み始めるとこんなに面白いことをどうしてもっと早く誰か教えてくれなかったんだろうともどかしくなるほど、1頁1頁がスリリングで滑稽でうっとりとする素晴らしい作品でした。男色家といっても色々あるのだろうけれど、女性が男性に恋するような心持ちとは全く異なる、むしろフェティシズム的な世界で苦しんでいることが興味深い。てゆかギリシャの彫像に性的に興奮するなんて高尚すぎてもう!!そして戦争があまりに呆気なく終わることに拍子抜けしつつ、園子との果てしないすれ違いに胸がしめつけられるのです。

読者

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三島由紀夫の本

美徳のよろめき

美徳のよろめき

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小説/デザイン/美術書など コメ…

0037 2018/07/12読了 婦人科の待合室で読むべき本ではなかったかもしれない… 不倫はいつの時代にもありますね。 上流階級の人の贅沢な悩みですね…。

10か月前

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永すぎた春

永すぎた春

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なおちゃん

なおちゃん25歳!!

倦怠期のカップルが結婚するまでの話。 なんでもない話だけど、現代と違った常識とか、話し方とかが面白くて一気に読んだ。 郁雄と百子の感情の描写だけやけにリアルで詳細で、登場人物はそれなりに多いんだけど2人が際立ってた。 好きな小説。

1年前

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沈める滝

沈める滝

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イトウ

学生

血統の良いモテモテの男が俗世間と隔絶した場所にいく、というのは源氏物語みたいだと思った。三島由紀夫は綺麗だけどくどくない。

1年前