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多くの人が望む高度成長は、ふたたび訪れるのだろうか? 本書は、第二次世界大戦後の高度成長期がむしろ「例外」であり、現状の低成長こそが「平常」経済であるとい... 続き

コメント

第二次世界大戦以降、1970年代前半まで続き、オイルショックで収束した世界的な好景気のような高度成長経済は果たしてまた訪れることはあるのか。それとも、そうした好景気はたまたまのことで、もはや望むべくもないのか。
筆者は好景気の時代こそが例外であり、低成長が本来の姿であることを、おおよそ70年代後半からの経済停滞に世界各国がどう対処し、良きにつけ悪きにつけどのような成果を出したのか、さまざまな人と政策をつぶさに紹介しながら例証していく。
福祉を重視する大きな政府から自己責任が求められる小さな政府への移行(例えばアメリカ)、反対に民間企業を国有化する政策(これは同時期のフランス)、様々な国が様々な方法であの黄金時代を取り戻そうとするが、どの国もそれを果たせない。揺るがぬ信念を持つ政治家、確たる理論で武装した経済学者たちはどの国にもいつもいた。うん、いるにはいたんだ、いるには。けれど、そうした信念も理論も大した役には立たなかったってことだけは明らかだった。経済成長なんてこんなもんなんだなーという諦念のような認識から何を考えていかなきゃなんないのか。これまでの暮らし方とか、そういうことも含めて。

読者

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新刊

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らいこ

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自国の歴史は、自国の解釈でしか学ばない。仕方のないことだけれど、今後ますます「世界の中での日本」の感覚が重要になっていくのなら、他国から見た日本を知らなくてはいけないのではないか。 特に第二次世界大戦における原爆投下については、世界法規視点から考察するような教育を受けたことはないし、世界で唯一の被爆国としての教育が不十分ではないかと思う。 本書を読んで、原爆製造国であり投下国であり現在も保有国であるアメリカでこんな教育がなされtりるならば、私たちは真珠湾攻撃の正当性不当性、大東亜共栄圏の正当性不当性について学ぶべきではないか、と思う。 我が国は被害者であり、同時に加害者でもある。加害者である事実を教えることの重要性を間接的に学ぶことができた。

約14時間前

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舞台

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ぬっぴー

印刷会社で燻っている29歳

自意識が過剰でいつも自分を監視するように生きる葉太。読むこちらも苦しくなるけど、葉太みたいな人には楽になって欲しいと思う一方、彼みたいなひとがいるから、世界は最悪じゃないのかと。誰言われたわけではなく、自分の気持ちで景色が変わる、という西さんの言葉が良かった。2018.7

約16時間前

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らいこ

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これで第一部が終了だそうです。 小玉の大切なひとたちが何人も亡くなり、文林の周りがだいぶ整理された感がある終わり方でした。 最後の最後に亡くなる彼女のことは、辛いですね。いろんな人がいなくなっていった中でもとりわけ。

約17時間前