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倫理学とは「倫理について批判的に考える」学問である。すなわち、よりよく生きるために、社会の常識やルールをきちんと考えなおすための技術である。本書では、「功... 続き

コメント

入門と書かれてるだけあって、読み進めやすく理解しやすい。功利主義と一口にいっても、さまざまな立場があり、各立場について、筆者の思想を押し付けない範囲で説明されているのが評価できる。公共政策の観点で功利主義の実例を紹介している点もいい。難点をあげるとするならば、倫理学の至上命題である幸福についての論考が読者に丸投げになっていること。いろいろ言ってるようで、その実周縁をなぞるだけど核心には触れていない印象だった。とはいえ、全体的にわかりやすくよくまとまった本だったので、功利主義を学びたい人にはおすすめ。

読者

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人文

藩とは何か

藩とは何か

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ぬぬに

非ワカモノです

信長、秀吉の時代に戦争で経済を回していたのが、関ヶ原の合戦で軍拡バブルが終焉に。 安土桃山時代の重商主義から、徳川の時代は農本主義に。 泰平の世に有り余ったマンパワーを、これまで開発してこなかった沖積平野の開発に振り向ける。かつては、峻険な難攻不落の地に築かれた城郭も平野部に移される。これが、近世城下町の始まりで、大部分の地方都市のルーツとなった。 外様大名の中でも屈指の親徳川で、卓越した外交力と築城技術で家康に高く評価されていた、藤堂高虎をモデルケースに、「藩」がいかにして成立したのかを概説していく一冊。 鎌倉期も、室町期も領土を巡る大名同士の合戦が絶えなかったが、江戸期はそれが全くなくなる。 それだけ徳川幕府の力か圧倒的であったこともあるが、大名の所領とは天下から与えられたものであり、大名はそれをたまたまた任されているに過ぎないとする、「預治思想」が諸大名に行き渡っていたからだと本書は説く。 一国一城制や、再三の国替えとそれに伴う土豪の帰農化。徳川政権の施策は、支配階級と地縁を切り離し、誰とでも代替交換可能な官僚集団へと整備してしていったのだとする指摘はなかなか面白かった。

1日前

鎌倉

鎌倉

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Takuya Yamamoto

島根県/双子/福祉職→総務課 本…

知らない街に行くのは楽しい。 ガイド本はわくわくを増幅させてくれる。 実際に訪れてみると、想像していたのとはまた違った感情にさせてもらえることがある。 ガイド本があることで、旅の楽しみをより継続して感じられる。

4日前