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『老年について』の姉妹篇として書かれた対話篇。古代ローマの政治家で賢者の誉れ高いラエリウスが、無二の親友であった小スキーピオーを喪った動揺さめやらぬ中で、... 続き

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(岩波文庫 131頁)

主人公は 親友スキーピオーを亡くして間もないラエリウス。娘の婿達との会話劇。友情について語る。

「善き説得をなす友人の感化を友情における最高の価値とすべし。」

激動の人生の中で、キケローが、
「幸運により、あるいは生まれながらにわしが授かっているもの全ての中でも、スキーピオーとの友情に比べうるものは一つもない」
と言い切ってしまうほど友情とは至高の宝。

本書ほど実践を要するものはない。友情についてを知るだけに止まることは、言葉を覚えて口に出さないようなもの。愛に溢れている。愛でいっぱいになる。それも厳格な愛。徳が源泉の愛。良書。

読者

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