51bj4yf4chl

エッと答えに詰まる質問、わかるようで考え込んでしまう質問に、図書館のプロが調べ方をわかりやすく伝授。最近クローズアップされている図書館のレファレンスサービ... 続き

コメント

架空の図書館を舞台にして、依頼されるレファレンス(調べ物)を図書館司書がどのような調べるかを物語にした本。個性豊かな図書館司書が、それぞれのアプローチで調べ物にあたるのが読み物として面白かった。図書館で調べ物をしたい人も、レファレンスを依頼したい人も参考になる一冊。たいへん興味深い本だったので、このシリーズを他にも読みたくなった。

読者

4df1af5d e283 48b8 8611 ea032788d2fb

人文

エコラリアス

エコラリアス

0394d359 3fef 483c 8570 6ae519a5118e

fuku

設計事務所勤務ゴミリーマン/元ク…

10ヶ国語を自在に操るという哲学者、文学者による言語論集。注釈や出典も明確で学術書であるらしいが、神話や寓話、エピソードに彩られたエッセイとしても、とても豊かに読めるなんとも幸福な書物。 基本は副題にある通り、大筋は言語の忘却についてだけど、赤ちゃんの喃語は全ての言語の発音を可能にするほど豊かなのに、母語形成の段階でその大部分が失われるとか、詩作の許可を得るためにそれまで覚えさせられた先人の詩を忘れることを強要される弟子の話など、出てくる例がどれもこれも興味深く、またテーマからくる物悲しさに満ちている。 言語は常に変化し続けるものであるように、忘れることはただ何かの不在を意味するわけではなく、変化の中で見えなくなるものなのかもしれない。ボルヘスの短編にもあるように、あまりに鮮明で詳細な記憶は新たな記憶を生み出せないということだろう。

約10時間前