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アメリカ南部の農園で、苦しい生活を送る奴隷の少女コーラ。あるとき、仲間の少年に誘われて、意を決して逃亡を試みる。地下をひそかに走る鉄道に乗り、ひとに助けら... 続き

コメント

ピュリッツァー賞、全米図書賞受賞作その他有名な文学賞を続々受賞してるということで手に取ってみた。なんというかな…これほど悲惨でヘヴィな物語をこれほど楽しく読んだのは初めてかも。物語そのものは極めてシンプルで、苛烈な農場から逃げた黒人奴隷の少女と彼女を追いかける逃亡奴隷狩り人の話。作家の想像力が凄いのはその昔、奴隷制の南部から北部に奴隷を逃す組織が呼ばれた「地下鉄道」という名称をほんとうに地下に蒸気機関車が走る逃亡ルートがあったかのように描いているところ。後書きにもあるがSF的でもありミルハウザーの幻想的な作風のようでもある。地下の鉄道を通じ主人公がいくつかの街を転々と逃げながら出逢う人々や事件が奴隷制の残酷さをこれでもかと語ってくる。ほんとにここまで苛烈だったのかは分からないけども。こういう作品が高く評価されるうちはトランプのアメリカと言えどもまだ大丈夫、という気もした。確かに凄い作品だ。

何度も挫折しかけて1ヶ月、後半安心しかけたらまた…揺さぶられた。黒人奴隷といえば大昔「ルーツ」で衝撃受けたのは忘れられないけど、それ以来の、さらに創作、小説の力を突きつけられた読書体験

読者

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文芸

想像ラジオ

想像ラジオ

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

急に命を奪われた人達の、最後のやりとり。 軽妙なDJ調のセリフのお陰で読み進めることが出来た。 常識の外にある小説なので、すべて正しく理解することは、難しい。ただ、リスナー(亡き人)が友人であったり、家族であったり、沢山の人々であることが、悲しくて……。 想像ラジオのリスナー達に悲壮感はあまり感じられません。読後は、ラジオから流れる音楽と共に最終ページを伏せました。

約4時間前

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華氏451度

華氏451度

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

本は禁制品とされ、権力者達の都合の良い映像と音楽が溢れる世界。そんな中でさえ人は、本との出会いによって人生を動かされる。自分で「考える」という事を思い出させてくれる。 現代、情報をただ受けとるばかりになって、考える時間を私達は忘れてはいないだろうか。情報の上っ面だけすくい取って、理解した気になってはいないだろうか。 本は窓だ、自分で開いて覗き込まないと真実は掴めない。そして自分で掴んだものは心に種を蒔く。 権力者が怖がる訳だ。

約12時間前

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億男

億男

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Spica

育てる、に携わる毎日

川村さんの、死、恋愛、お金についての小説のうち、お金についての本。 今、自分のお金について考えてる時だったから、深く考えながら読んでしまった。 明日を、未来を生きようとするとき、 想像と勇気と、そして少しのお金があればいいんだ。 お金が目的ではなく、お金をうまく使って生きていくことが目的であることを忘れないようにしたいと思った。

1日前

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