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秤屋ではたらく小僧の仙吉は、番頭たちの噂話を聞いて、屋台の鮨屋にむかったもののお金が足りず、お鮨は食べられなかった上に恥をかく。ところが数日後。仙吉のお店... 続き

コメント

志賀直哉は最初に読んだのが実家にあった旧字体の『暗夜行路』で、これを読み進めるのに苦労した覚えがあったせいか、他の作品は読んだことがなかった。そういうわけで、この本に収録されている話はすべて初読。志賀直哉と聞くと「簡潔な文体」を連想してしまうためか、この短編集も文章を気にしながら読んだ。これを読む前に谷崎潤一郎の「文章読本」を読んでいたため、一番印象に残っているのも「城の崎にて」になった。淡々とした文章が、磨かれた水みたいに思えてくる。

読者

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志賀直哉の本

衣食住 : 随筆

衣食住 : 随筆

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もえ

五感で味わう読書

表現の自由ってこういう事だな、と思う。 ぽんと出す言葉ではなく、考察して考察して、考察しつくした言葉が、さも日常の中にあるかのように表現する。 そこに、毒舌があり、面白さがある。 たかが日記、されど日記。

2か月前

暗夜行路

暗夜行路

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Hosokawa Keisuke

今年は年間50冊を目標に読書した…

“小説の神様”と称される志賀直哉の唯一の長編小説。小説家の主人公が自らの出自が運命に投げかける暗い影を乗り越えて精神的に成長していく様を綴る作品。 暗夜行路という題名(題名は出版元がつけたらしい)とあらすじから想像されるような、暗鬱な話がずっと続くという訳ではない。主人公は親との関係は上手くいっていないものの友人や兄弟など周囲の人々に好かれ支えられており、孤独ではない。本人も大概いい加減な所があり、ずっと悩んでいることもないので、そこまで暗くはない。 ただ、前半は進行がゆっくりで、特に事件が起こるでもなくああだこうだと言っている時間が長いので、それを耐えられるかが分かれ目か。大正初期のハイカラでお洒落な東京(銀座・日本橋辺り)の様子が活写されていて、当時の記録として楽しめる。後半は小説全体からするとテンポ良く進む。終盤の情景描写が素晴らしい。 但し、当時はそういうものだったとはいえ、主人公の行動や社会通念が現在とはかけ離れており、現代の感覚からすると、共感出来ない、通用しない部分があることは否めない。それはこの作品だけがそうという訳ではない。

1年前

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暗夜行路

暗夜行路

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オダギリ

村上龍が好き。ジャンルは特に。

これを読むのにすごく時間がかかった。でもそうして良かったと思う。ページをめくる手が止まらない程熱中出来る本も良いですが、1ページをじっくり読み、30ページも読むと脳が疲れる、こういう本も素敵だと思いました。とても心地よい疲労感でしたよ。

3年前

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