51nrd1fojzl

コメント

女性が受ける日々の小さな暴力だとか、それを引き寄せてしまう主人公にモヤモヤしながら読んだ。書き下ろしの短編に救いがあるので読了できた気がする。

その他のコメント

島本作品は2作目。

ちょっとダメな人を魅力的に描くのがうまいなあと。

過去にトラウマを持った女性と
そこに集まる男性のお話。

柴田さんに関しては最後までクズでしたが、その他の男性については惹かれる理由がわからなくもない。

ダメだダメだと思えば思うほど深みにハマっていく感じあるなー。

読者

3c54a823 0492 4b6f a0b2 8583d7d9633336149bf4 1122 4a37 8522 fdd219fa50fdE6cc0404 6868 4c66 bd72 e2b13cbbbaf280d5593d 19b1 49a9 8089 776340a0d15a9b7b10e5 4fb3 4a41 a86b 9a79d145935dB7c07a55 361d 4690 b7f4 b95d617328d5Icon user placeholder 7人

島本理生の本

ファーストラヴ

ファーストラヴ

4039f9ab 21e0 46d2 9d46 6d4b2f6d8b25

おかめ麦酒

本とお酒と映画が好きです。

島本理生の最新刊。 もちろん発売日に購入。 読み終えた感想はと言うと、正直うまく言葉が見つからないな。 生育環境や多感な時期に受けた影響って大人になっても、というか大人になって意味が分かってから更に傷が抉られるもの。本当は不快なことを、辛いことをされていてもそれを口に出すことはできず、「だけど自分に責任があるから」と受容するしかない。それも無意識的に。むしろ、相手の期待に応えなきゃと喜んでいるフリをする。悟られないようにする。それは大人になってからも、習慣が抜けきれずにしてしまう。 こんな辛すぎることって、ない。 でも、そうしないと自分が、今、生きていくことができないからだ。壊れるからだ。傷ついてるということを自覚してしまったらまともに立っていることはできない。 闇と病みしか感じない、そんな中「涙を流さずに泣くことの意味」坂口健太郎の帯コピーがうまいこと突いてる。 それにしても島本作品は性的被害や虐待(もしくはそれに近いもの)にあった女性、というものがよく出てくるような気がする。あと、凄く結びつきが強い男女なのに、恋愛ではない特別なやや歪とも言える関係。 迦葉は島本作品っぽい危うい雰囲気のある男性で、我聞は島本作品らしからぬ良い男だった。ラストは包み込むような希望、痛みもあるけど良い作品でした。 ミステリのようでもあり、「真実は何か?」「嘘を言ってるのは誰だ?」と思わず読みふけってしまった一冊。ただ、タイトルとの繋がりが最後までわからなかった。今度、作者と精神科医によるトークショーがあるので楽しみ。実に興味深い。

5か月前

F4089288 4d4f 4f51 9b08 f6fd2d35966c922c15e0 ca3b 4523 a34b edecb041985d6bb06d30 3e14 42e6 bed6 45adc97f7d06 64
シルエット

シルエット

A2d0b282 e632 4433 97af bdf521d93f3e

らいこ

ファンタジーとハッピーエンドが大…

文章から若さを感じた。未熟さではなく、若さ。瑞々しさに近い、若さ。青さ、ともちょっと違う。 なんて言えばいいのか… 生きてきた年数が絶対的に少ない人間の発する何か、としか言いようがないもの。若さ、という単語を置いてほかにいい表現を思いつけない。 自分の気持ちに正直になりきれなかったり、そのくせ誤魔化しきれなかったりする主人公と、その元恋人の関係の終点は、ただの「恋人関係の解消」ではなかった。過ぎ去ってしまったものはどうしようもないのだ、という教訓めいたものも感じるが、一歩踏み出す、その歩幅を見つけた彼らの前に、漠々と広がるあてどもない空間にぞくりとさせられる。 一歩踏み出すことは時に難しく、踏み出すタイミングを逸することで全てを逸することもある。しかしタイミングは来るべきときに来るものでもある。 そんな視点の鋭さの中に、「若さ」を感じたのかもしれない。

6か月前

3c54a823 0492 4b6f a0b2 8583d7d96333Icon user placeholder755b445b 6724 42aa a1da ff3b2f0c54d5