41zusq5dabl

アルファグアラ賞受賞作! 〈城〉と呼ばれる自宅の近くで誘拐された大富豪ドン・ディエゴ。身代金を奪うために奔走する犯人グループのリーダー、エル・モノ。彼は... 続き

コメント

誘拐された大富豪と誘拐犯、若き日の大富豪が巡り会う妻との恋、そして見えないものを感じながら自由奔放に生きる大富豪の娘、その娘に恋い焦がれるのちの誘拐犯と思しき男の子。
巧みに錯綜しながら進む物語は、コロンビアという、暴力が大手を振って歩いていた国、金持ちと貧乏人の間の格差があまりにも激しい国の事件ならではの、ヒリヒリするような焦燥感と疾走感に満ちていて冷や汗をかきながら読んだ。
誘拐犯には身代金を払わないという家族との取り決めなど、実際に起きた大富豪誘拐事件を参考に描いたものだそうだけど、哲学小説にも通じる思弁的な風味の大富豪と誘拐犯の対話、幻想文学を思わせる大富豪の娘イソルダのふるまいなど、味わい方もたくさん詰め込まれた小説。

読者

151a20ec 11c6 4572 b74d 1715202fc241C9122f84 1557 40e9 b322 503dae6a379760b41ef1 6d17 4224 9dcd 92179399da6a0394d359 3fef 483c 8570 6ae519a5118e 4人

文芸

白い衝動

白い衝動

Eb55cb01 7a1e 4d08 af64 451a7415e66a

(ㆀ˘・з・˘)

(c" ತ,_ತ)

精神分析という分野に疎いせいか、所々リアリティに欠けるように感じてしまう部分があり、全体的に物語がボヤけたものに思えてしまったが、充分楽しめる話ではあった。 謎解きの部分でちょっと納得がいかないというか、その人物が犯人なの???それはちょっとなー、その人物がそんな残虐なことできるかー?的な違和感を覚える点があったりもした。 ま、冒頭からさまざまな伏線が張られていて、それが主人公に繋がっていくといったところは興味深く読めた。

1日前

07bf14c6 a1dd 4a1e 8c76 6a6d095ef89e24d7722a d09b 4caa 987c d8850f1ffd00
終焉

終焉

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2c

Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

おそらく三部作の完結編。ナチに職場を追われたユダヤ人敏腕刑事の物語。配偶者が支配民族だったので収容所送りにはならなかった彼が、ゲシュタポの秘密捜査のために使われる一作目、友人で自分を匿ってくれたドイツ人女医にかけられた殺人容疑を晴らすために奔走した二作目を経てついにソ連軍によってベルリンが陥落させられる本作。前作の結果、妻と二人で暗黒街の顔役が持つビール工場に隠れ住んでいる主人公。たまたまいわくありげな男も同じ場所に匿われたことからソ連軍がドイツの核技術情報を捜す手伝いをさせられることになり、一方で妻はソ連兵に暴行され、その報復をなんとか図りたくて…という話。陥落寸前、そして占領されたベルリンの様子が緻密に書き込まれていて迫力があり素晴らしく本筋よりもそちらに気を取られてしまう。本作ではミステリもさることながらアクションがより多くなっており迫力もあって読み応えがあった。この作者の作品は今後も読んでいきたいと思う。

1日前

IQ

IQ

Bb45dc8a 9f14 44d7 8234 a9f64ec199d6

みつちや

推理研究会に入会を機に、読書魂に…

研究会 8月課題本 で読書。 初作ということで、てんこ盛り(笑) 作者の思いが詰まってます。 アメリカらしいクセの強いハードボイルド感はあまり無いのが私には良かった。 ラッパーの歌が直訳すぎてシラケる。 韻を踏んだ訳詩にして欲しかった。 次回作が決定しており、読みますかと聞かれたら 私は読む。楽しみにしてる。

1日前

08634c99 3a43 40c1 9ad5 6ba772150f2cCd4b3225 df40 4825 8219 3bb32ccb277eIcon user placeholder