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コメント

上方落語の祖とも言われる米沢彦八の物語。

こちらを原作とした舞台が上演されると聞き、
先に舞台版を観劇したのですが、
どちらも趣が全く違って。

舞台が彦八の半生といった感じで、
原作は正に一代記。

大衆の為の笑いを目指した彦八の物語が
換骨奪胎され、
更に大衆の為の舞台になったのだなぁと
しみじみ思いました。

読者

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木下昌輝の本

宇喜多の捨て嫁

宇喜多の捨て嫁

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ぬぬに

非ワカモノです

戦国の梟雄として名高い宇喜多直家の生涯を描いた連作短編集。貴重な宇喜多モノである。 宇喜多直家は戦国マニア的には有名人だけど、悪名の方が名高くて、一般層への浸透はイマイチ。大河ドラマの『軍師官兵衛』では、陣内孝則が演じてたよね。 権謀術数を駆使し、身内すらも使い捨てるその生き様は、決して最初から望んだものではなく、一族が生き残るための最善手を選び続けた因果なのだと判る。 傷口から血膿が絶えず滲み出てくる業病に取り憑かれながらも、最後まで貫く無双の抜刀術の冴えが哀しい。

約1か月前

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宇喜多の楽土

宇喜多の楽土

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

作者のデビュー作「宇喜多の捨て嫁」が面白かったので続編を手に取ってみた。前作で父親が権謀術数の限りを尽くして築いた五十万石超を若くして引き継いだ息子を主人公に据えた本作。強大な隣国毛利に対抗するため秀吉の傘下に入り秀吉の養女である前田利家の娘と結婚し果ては大老の一人に取り立てられるなど外向きの栄達の裏で味わう苦悩が描かれている。全体的には心優しく英邁な主人公が父親が目指した流浪の民も安心して暮らせる楽土を実現するために苦悩し続けた様が好意的に描かれている。史実を踏まえるといろいろ突っ込みどころはあるものの小説としては優れていて面白かった。それにしても関ヶ原で西軍の主力として戦った結果、八丈島に流された宇喜多一族を縁が切れたにも関わらず明治になるまで支援し続けた前田家は立派。

3か月前

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絵金、闇を塗る

絵金、闇を塗る

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ノノハル

my本棚の前で立ち読みしてしまい…

この異様な人物が実在の人物だったとは…… 絵金の生涯ではなく、絵金の絵に噛みつかれた人達の話です。 血飛沫を描いた残酷絵で、いったい天才絵師は何を私達に伝えようとしたのか。 「後世に残るのは作品ではなく、絵を見た人の心に残る」のだそうです。 暗闇と蝋燭に映し出されて、本物の絵になるという不思議な作品。現在、お祭りもやっているそうなので見に行きたいです。

7か月前

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