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人材派遣会社で働く田町譲(27)は、ブラックな職場で疲弊し、結婚を望みはじめた彼女との間にも問題を抱えている。そんな彼の唯一の心の支えは、意外なものだった... 続き

コメント

同期と一線越えるシーン、よかった。

その他のコメント

「天龍院亜希子の日記」だけど、生身の彼女は出てこない。
主人公は天龍院亜希子のもと同級生で、そのインパクトの強い苗字でもって彼女をいじめていた男子の一人。
現在彼はさえないサラリーマンとして些かブラックな人材派遣会社に勤め、偶然彼女のものと思われるブログを発見し、なぜか時々アクセスしてはそこを覗いてしまう…。

もと同級生ふたりが、27歳になり誰かの人生に責任を負ったり、不毛な関係を絶って何かを始めたり、人生の新たな段階に入るその時にたまたまこんな方法でニアミスしてしまうというのも、現代のネット社会のリアルなんだろう。
自分は自分だけで生きているわけではないということ、自律的に生きていると思っているその日々は、実はどこかの誰かの支えで過ごしていたのだと気づくこと。
主人公が無為な時間を過ごしていた日々から、誰かのために頭を下げ、誰かの努力を支える態度へと変わっていくことは、それが必ずしも報われないとしても、人生の違うステージに彼が立ったことを意味しているような気がする。
ブログで断片的にしか知らないもと同級生の幸せを彼女の知らないどこかで祈る。
そうできる彼に変わる、一人の男性の変革の時を私は本書で読んだんだなあと思った。

読者

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文芸

海が見える家

海が見える家

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iguana

神奈川県横浜市在住、北海道生まれ…

2019/9/16 74歳で死んだ父を思い出す。人生の幸せ、この歳になって、じっくり振り返るのもいいかと思う。

2日前

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