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私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振... 続き

コメント

初めて読んだ森見作品。強烈におもしろかった。これ以降、ほとんど読んでる。

自意識過剰なストーカー男…
最低な男の勘違いストーリーかと思って読み始めたら、少しずつ彼のイメージが変わりました。

情景が豊かな言葉で表現され、太陽の塔が美しくうつります。

切なくて面白い。不思議な世界感を楽しめる本です。
ハマりました。

森見登美彦デビュー作品。
何故、もっと早く読まなかったのか、、、
会話と言い回しがどタイプ。

ヘタレ大学生の話書かせたら天下一品やな森見さんは(笑)

『四畳半~』とか『夜は短し~』は京都京都してたけど、これは関西って感じがしたなぁ。

僕が最初に自分で買って読んだ本。独特の世界があり、とても面白く、魅力ある本です。
僕は、太陽の塔に行きたくなりました。

すべての失恋男たちに捧ぐ、という帯だったのですね。

本当に、森見さんの書く阿保男たちはどうしてこうも魅力的なのでしょうか。四畳半の「私」や恋文の森田一郎に並ぶどうしようもない男性でしたが、愛さずにはいられませんでした。

私も夢電車と巡り会いたいです。

森見さんの本をたくさん読んできて、年の終わりに原点回帰!と思ってついにデビュー作を読んでみた。
…………キレッキレじゃないですか!!
って感じ。一言言うならそんな感じ。
森見さんの世界がつまってて、文一つ一つがむせそうになる濃縮感…そんな表現の仕方ある!?1行1行好きが溢れる!って感じの言い回しの数々。

主人公の元彼女、水尾さんへの表現が、、どうしてこんなにヘンテコなのに愛が滲み出てるんだろう……好き…ってなる。

お気に入りの本過ぎて言葉がまとまらないけど、とりあえず愛用の自転車に「まなみ号」って名前をつけるとこ、シビれるなぁ、そのセンス。

私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。三回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった!クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。失恋を経験したすべての男たちとこれから失恋する予定の人に捧ぐ、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

水尾さんの「私、部屋によけいなものが増えるのは嫌です」と飾磨の「これは俺のゴンドラ」に腹を抱える。

森見さんの文章は苦手だと思いながら読んでいたのですが、ラストスパートが良く、読み終わるときには良い作品だったと思いました。
ええじゃないか祭りのところは高揚感と情景が目に浮かびます。
この切なさにたどり着くためにくどい言い方で綴られてきたと思うと泣けます。
本当の失恋はこういうことなのではないかと思いました。

森見作品のなかでもずば抜けて大好きな作品。さえなくて、笑えて、苦くて、ぐっとくる。

ストーカーかな?と思ったけれど気持ち悪さはなく面白く読むことができた
明日はクリスマスだし色々と共感してしまう本であった

著者のデビュー作という事で、読んでみましたが、まぁ、馬鹿馬鹿しい。賢い京大生の馬鹿馬鹿しい姿が面白い。読みながらふふふ。と、含み笑いをしてしまうくらい。そして、彼達はとても愛おしい。

さすがです。
読み終わり、じ〜ん…男臭いのがたまらん。

太陽の塔は、大阪モノレールの車内から見るのがいちばんいい、というのが自論。昼でも夜でも、朝でも夕方でも、晴れでも雨でも。

またまた今回も森見節炸裂だが、圧倒的恋愛小説。愛さずにはいられない言葉の数々。阿呆で、バカバカしすぎる不毛な妄想男だが、水尾さんが大好きだということがひしひしと伝わってくる。
昭和レトロな文体で、冬の夜にほんのり切なさを感じたいときにぴったり。

きっと読後は体臭が一段と濃くなっていることだろう。

読者

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人生で何度目かの読書熱

薔薇色で有意義なキャンパスライフを送れずいじけるいっぽうの数年を過ごした全ての人に読んでほしい。 この本を読んでいると自分が学部生だった頃を思い出して虚しくなる。しかも、なんだか自分もこういったことをやっていたような気がするから腹立たしい。 そこで、『あぁ、じつに、生き方に工夫が足りなかった。私はなんてまっすぐだったのであろう。』(p.30)などとほわほわ考え、「もし、あの時違う選択をしていたら」、「もし、もう少しだけ運が向いていたら」などと過去を振り返る。 そうは言っても、 『寺山修司はかつて、書を捨てて街へ出やがれと言ったと聞く。しかし街に出て何をしろというのだ、この私に。』(P.220)と思い直すと、結局自分に伝説の至宝「薔薇色のキャンパスライフ」を手に入れる事は出来なかったに決まっていると再びいじけてしまう。 つまり、この物語体験とは、どんな選択をしていたとしても結局代わり映えのしない数年間だっただろうし、自分は自分でしかなかったのだ、という過去・現在・近未来にかけての自己同一性について洞察する極めてE.エリクソン的ライフサイクル体験ができるSF小説なのかもしれない。 その他 『赤ちゃんがおしゃぶりをしゃぶるように箱庭の権力をしゃぶり続け、』(P.47) 『負けてたまるか。 人恋しさに負けてたまるか。』(P.54)

2か月前

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