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2014年5月に開催された「文学フリマ」では、同人誌『なし水』を求める人々が異例の大行列を成し、同書は即完売。その中に収録され、大反響を呼んだのが主婦こだ... 続き

コメント

読み終わって「もういい、休め…休め…ッ」と本気で思いました。
これが小説なら、胸糞だなーとか、さらりと流せるのですが
エッセイなだけに読み終わってからもしんどくてしんどくて、いろんな気持ちがぐるぐるしました。

夫のちんぽが入らない話ではあるのですが、そういう下ネタ的なお話ではなく、
ものすごくざっくり言うと「夫のちんぽが入らない欠陥品」で「仕事も続けられず」「免疫の病気になった」妻と、「こっそり風俗に通いながら」「仕事を頑張り続け」「パニック障害になった」夫、この夫婦の本当に文字通り心身ともに傷だらけのエッセイです。
引き込まれて一気に読みました。
何箇所か読んでいて笑ったりもしたのですが、それは「こんな時は笑うしかない」という諦念のような、やり過ごすための笑いだったと我ながら思います。

今うまく感想がまとまらないほど、苦しい話でした。
すごく話題になっているようだったので買ったのですが、このエッセイが話題になっている背景が気になります。
タイトルのインパクトの話題性はもちろん、みんなちんぽが入らなかったり、夫婦のことで人知れず悩んでいるのかな、と。

数ページでこだまさんのことが大好きになり、最後には尊敬と愛おしさが混じる感覚でいっぱいになった。

ちんぽが入らないことが全てに繋がっているようなそうでないような。入らないことの物哀しさと切なさと苦悩。それもひっくるめたこだまさんの愛おしい20年。
奇跡のようなきらきらとした瞬間、身を引きちぎられるような出来事、どんな時でも優しく穏やかでちょっとだけどこか滑稽で、ただひたむきに向かい合う。
あぁ、なんて優しい人なんだろう。
どうかこだまさんがシアワセでありますように。

時を過ごしてできる関係性、ちょっとイビツで‬もとてもとても素敵だなと思う。

ちんぽが入らない。由々しき事態である。しかも夫の。
ただなぜかその響きは、どこかふざけているようでもあり、書店でも頼みづらい独特の「気まずさ」がある。その気まずさこそが、作者にとっては最も深刻な問題だったのかもしれない。
もっと上手に生きる方法もあっただろう。だが器用に生きたとしてそれが何だと言うのか。この二人の人生を評することなど誰にも出来はしない。
その気まずい物語がこうして表現され、そのままのタイトルで書店に並んでいることに、ただ救われる。

タイトルと書き出しの試し読みに惹かれ、ひと月前から予約して購入しました。
これは…あまり人には勧められない。色んな場面での明らかな選択の正しくなさが気になってしまう。

なぜ「入らない」のを病院で相談しないのか、
なぜ根本から目を逸らしたままどこまでも思いつめて、そしてとんでもない事をしてしまうのか。
私の読解力の無さからか理解できませんでした。

何を恐れていて、何は恐れないのか。私は訳のわからない人に抱かれるよりも入らないことを医者に訝しまれる方がよっぽどましと思うのですが……。

でも面白かった部分もあります。とくに最初の方の大学時代から働き始めて心を病むところまでは一気に読んでしまいました。ジョンソンやメロンの所なんかも笑いました。

しかし結局ラストも、私は旦那さんの方に感情移入してしまい、肯定できなかった。
この本が売れて、旦那さんが幸せになれたらいいなあ。

2017.05.09

「私は目の前の人がさんざん考え、悩み抜いた末に出した決断を、そう生きようとした決意を、それは違うよなんて軽々しく言いたくないのです。人に見せていない部分の、育ちや背景全部ひっくるめて、その人の現在があるのだから。」

最後の頁のこの文章が響く物語だった。

自分もその人の過去や他人に見せない現在がある事を忘れて、軽々しく傷つける事を言ってしまっているかもしれない。

苦しい物語だったけど、読後には少し他人に優しくなれるかもしれない。

正解などなく、そして結果救いもないので、まず求めてはいけない。
なんつって。

正しいとか間違っているとかを一旦置いて、まず文章としてめちゃくちゃ面白かった。
読みやすい文章、センスのある言葉選び、1つ1つの表現たちが頁をめくる手を止めさせてくれなかった。

自分を責めすぎだろと思う箇所をツッコミつつ、そうだね、そうだねと思いながら読んだ。

自分の物差しが絶対に正しいとは限らない。

これは地球が、人間が産んだ最大で最高の真理だ。これを自分の血まみれの人生から取り出したこだまさんは途轍もなく優しい人だな。

余談
この本を基に作られたceroのOrphansを聴きながら2巡目読了。
「神様の気まぐれなその御手に掬い上げられてわたしたちはここにいるのだろう」
と言う歌詞が心を落ち着かせてくれた。

ぐったりするが、ユーモアも清々しさもある。

世間で悪気なく思われている常識や、当たり前に苦しみながらも、答えをみつけていく過程が描かれている。
人生って、ほんと予測ができないことばかりだね

肉体関係をもつことができない夫婦のことを、妻の視点から描いた本。
夫婦のあり方、夫婦の形、何をもってして夫婦なのかということを考えさせられる本でした。

もちろん「それはどうなの?」と思うこともあるのですが、夫のことを愛し、夫を支えたいと思う妻の気持ちと、だけど「入らない」という葛藤とが混ざりあって、読み終わった後には、これも一つの夫婦の形なんだな、と思いました。

現実には難しいとは思いますが、夫側からの話も聞いてみたいです。

コメントが難しい。
ふざけたタイトル、重い内容、軽いトーンで仕上げたエッセイ。
見事な作品でした。

友達に薦められて。タイトルは衝撃的だけど、あぁそういうことか。ちんぽが全てではないよな、と。人間のいろいろな部分を見せつけられて考えさせられた。作者は元教員。共感できる部分も同情してしまう部分も。

夫となる人とセックスをするも、あまりに相手のモノが大きく、ちんぽが自分の中に入らない。その様子を岩盤の硬いトンネル工事に喩え、ピストン運動が硬い壁に阻まれて貫通できない時の、自身の身体への衝撃を「でん、ででん」などと軽妙に表する。このくだりを電車の中で読んだ時、声を押し殺し、肩を震わせて笑ってしまった。

まるでネタのような出だしだが、この作品はこだまさんの優しくもおかしみのある眼差しを通じて、夫婦や結婚のあり方だけではなく、家族、親子とはなんぞやという内容にまで踏み込んでいる。

ラストに「母は甘えて欲しかったのかもしれない」と書いたくだりがある。

上手くいかない人間関係には、心を委ねない問題がいつだって横たわっている。私はこれに近い言葉を母にも言われたことがあるし、別れた男性にも言われたことがある。そう、これはこだまさんだけの特別な話ではなく、誰でも身につまされる話なのだ。

この本に書かれている内容は、実はヘビーだ。辛い話が出てくるたびに、漫才で言うところの「なんでやねん」的に、「ちんぽの入らないわたし」という自虐の表現がちょうどいいタイミングで出てきて、読者の心を救ってくれる。あっ、タイミング的には「なんでやねん」だけど、読後感的には志村けんの「そうです、私が変なおじさんです」に近いか。ま、どっちでもいいや(笑)。

帯を見ると、発売後即重版、11万部、とある。
すごい!このご時世にすごい!
でも、わかるわ……、そんな作品だった。
何故なら、こだまさんの人を見る眼差しが優しいから。人を上から目線で見る人なら、きっとこんなに売れなかっただろう。

ツイッター見てて付き合いたいと思ってたけどやっぱ付き合いたい

初めて本屋で見かけた時、タイトルに心から衝撃を受けた。今は別に読んでる本があるから今度読もう!と思ってたら、いつの間にかこんなに時間が経ってしまった笑
出だしから文章がのっている。もう、最後まであっという間に読んでしまう文章のうまさと、ストーリーの衝撃さがあった。これが現実に存在する話だというから、まさに衝撃。
「夫のちんぽが入らない」だけではない、彼女の半生が赤裸々に綴られている。それは幸せな部分以外に焦点が当てられ、まさに「どん底」に思える。それでも、その経験があってよかったと思える作者は強い。私だったらいつになったら幸せになれるんだってきっと思ってしまう。
幸せになる方法ではなく、自分と向き合うことの大切さを彼女の半生を通して学ぶことができる一冊だと思う。

こんなにちんぽが出てくる本は初めてみた

あとがきが印象的だった、その時を想像して涙が出た

ちんぽが入らないお話。つらい。あの時を思い出す。立ち読みで読み切ってしまった。なかなかない出来事。文章の旨さが救いなのである。それにしても、なぜ入らないのだろう。他の人のは入るのに。なぜ夫のだけ。人類は罪深い存在なのだな。と只々思う。

浜松の鉄工所のチンポたつたは入りませんかね

読者

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こだまの本

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない

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なかむう

小説が好き。

入る入らないも大事かもしれないが、辛すぎる。うまく行かない仕事、毒親、周りの優しさのつもりの大きなお世話問題など、形は違えど、誰しもが感じる生きづらさについて。

2か月前

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ここは、おしまいの地

ここは、おしまいの地

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tokyo

本の中に絶えず漂う哀しみと愛おしさ。 こだまさんの書く文章は本当に好きだなぁと。 本の中に私がいる。ずっと「どうして自分なのか」と迷う私のかわりに、こだまさんが言葉にしてくれている気がした。 こだまさんが幸せであったらいいな。

9か月前

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