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出産を控えた姉に毒薬の染まったジャムを食べさせる妹…。妊娠をきっかけとした心理と生理のゆらぎを描く芥川賞受賞作「妊娠カレンダー」。謎に包まれた寂しい学生寮... 続き

コメント

どっぷり浸かれる短篇集。芥川賞受賞作含む3編を収録。今まで読んだ著作は描く世界の濃密さ故か、置いてけぼり感が否めず少し苦手意識がありましたが、今回は3編全て好みのど真ん中!小川さんは短篇集が良いのかもしれない。日常を描いているのにホラーでも読んでいるように込み上げるこのぞくぞく感は何でしょう。表題作の得体の知れない姉の“妊娠”、「ドミトリイ」の天井の染み、「夕暮れの給食室…」のトラウマになる給食室の風景など、生活の片隅で不気味な光を放つ断片が読後もじっとりと尾を引くのです。

スラスラ読める。小川先生の短編集って、面白かった。

小川洋子さんの三本の短編集。
少し不気味な世界を興味深く読んだ。

どの話にも共通しているのが、主人公の目の前の「姉」や「先生」や「男」に興味を持って近づきたい反面、憎しみや恐れのような陰の感情をどこかに抱きつつ接しているところ。だから、なぜか安心して見ていられない。怖いもの見たさ、のような気持ちで読むけど、別に怖い話でもない、なんとなくじっとりした穏やかな作品。

読者

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小川洋子の本

文学ムック たべるのがおそい vol.3

文学ムック たべるのがおそい vol.3

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avocado901

読むのは主に翻訳小説だけど、本棚…

今号で真っ先に読んだのは、セサル・アイラの『ピカソ』 牛乳瓶から出てきた妖精に「ピカソになるのとピカソを手に入れるのと、どちらにするか」と訊ねられていろいろ考えたあげく……というお話。面白い。どうにもならないことを考えて(妄想して)いるうちに1日があっという間に過ぎてしまうタイプの人はハマると思う。

約1年前

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とにかく散歩いたしましょう

とにかく散歩いたしましょう

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Ayamura

本は通勤の友

エッセイ。小説とは違う柔らかい感じ。でも小川さんの視点の数数があれらの小説の世界観をつくりだしているんだと納得しちゃう部分あり。

1年前