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オレゴンの片田舎で出会った老婦人が、禁断の愛を語る「リズ・イェセンスカのゆるされざる新鮮な出会い」。暮らしている部屋まで知っている彼に、恋人が出来た。ほろ... 続き

コメント

《もし、私が過去にタイムスリップして、どこかの時代にいけるなら、私は私が椎茸だったころに戻りたいと思う》このロマンチックだけど意味不明な感じがいいと思う人集合!全作品どこか異常で地に足のつかない人がでてきて、可笑しくもどこか心地良い雰囲気を醸し出しており、女性作家のへんてこ小説(私の中では確固たる1ジャンル)好きの方にイチオシの短編集でした。そして表題作が、亡き妻の書き遺した日記に残されたこの奇妙なフレーズに心動かされ、料理に目覚める夫の物語だったとは。ラフレシアナ、猿宿パラサイトが特にお気に入りです。

この小説集は奇譚ではなく、リアリズムだと思う。例えばこの本冒頭章の、アメリカの老夫婦と生半可な英語の日本人のやりとりの叙述は「スーパーリアリズム」の域(自分の英語を省みられて苦笑が止まらない)。最終章の梅酒(ああ、美味しそう)や、(珍しい)濡れ場の叙述もそう。したがって、本書の主題章で、妻が椎茸であるというのも、至ってリアルな話であり、凄く良い小説です。僕も(たまにですが)、原木の上、僕の横で風に揺れている「もう一つの椎茸」と、お料理を作っています。

妻が椎茸だったころが1番好き。
料理をしていると感じてくる雰囲気も重なる。
猿宿もハクビシンも英語力の低さのせいでやんわりとしかわからない話もすべてが独特だけど皆理解できる空気のある本。お気に入りの本に。

短編集

確かに最近、夜中の2時に
無心に料理をしてスッキリしたが
材料に思いを巡らすには至らず

まだまだ修行の身ということか

1つ選ぶなら、いまは
ラフレシアナがお気に入り☆

読者

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中島京子の本

均ちゃんの失踪

均ちゃんの失踪

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hito.N

小泉今日子さんの書評集を読んでどうしても読みたくなった為図書館で借りて読む。予想外の展開がズンズン進んで行く。女たちの強さが気持ちいい。いつのまにか、応援している本でした。

6か月前

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ゴースト

ゴースト

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Ken Gauteau

Editor,

どの短編も、怪奇現象に立ち会っていながら、主人公達が怖がっていないという点で、晩年の人間の記憶の自由闊達さを描いた吉田健一の「怪奇な話」とも似ている。山を動かす魔法使いも出てくる「怪奇な話」よりも、さらにこの本は、青年や中年の記憶にも出てきてくれそうな、普通の、ありうる、ひどく納得できる心惹かれるゴースト達が登場する。都市や記憶のそこかしこに私達の意識がグッと引きずり込まれる一瞬を描くのが本当に上手い。

11か月前

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イトウの恋

イトウの恋

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サータンハチコ

眼鏡/ビール/嵐/献血/スタバ/…

人物の数だけ視点がある、と解説にある。 本当に登場人物一人一人感じ方や受け止め方が違うけどそれがおもしろいんだよなぁと感じた一冊。 昔を紐解くってロマンだなぁ。

2年前

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