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発行元から

時は室町-。のちに世阿弥と呼ばれる天才少年能楽師・鬼夜叉は、座の命運をかけた大舞台を成功させ、若き将軍・足利義満から最大の讃辞を得る。喜びも束の間、ある出来事がきっかけで、鬼夜叉は義満を狙う刺客の存在を知ることに!とたんに不穏な空気が漂う将軍邸に戸惑う鬼夜叉だが、父・観阿弥は何か知っている様子で…?時代を変えた少年たちの出会いを鮮烈に描いた歴史小説。

阿部暁子の本

室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君

室町繚乱 義満と世阿弥と吉野の姫君

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ぬぬに

非ワカモノです

歴史小説でもまだまだ少ない、貴重な室町時代を舞台とした作品。しかも南北朝時代ネタである! この作者は、コバルト文庫時代にも南北朝時代の作品『室町少年草子』を書いていて、ホントにこの時代が好きなんだよね。足利義満や、観阿弥世阿弥、マニアックなあたりでは、楠木正儀あたりまで出てきて、室町時代好き的にはたまらん感じですわ。 箱入り娘の南朝のお姫さまが、吉野くんだりから都にまで出てきて、この戦いをなんとかして終わらせなくてはと奔走するお話。 世間知らずであるが故に行動力はある。でも哀しい迄に現実を知らない。そんなヒロインが、過酷な現実を知った上でどんな決断を下すのか。 人は何かを願って努力する限り無力ではない。非力でもけっして無力ではない。そんな暖かな作者の想いが込められた一作。

4か月前

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また君と出会う未来のために

また君と出会う未来のために

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ぬぬに

非ワカモノです

昨年刊行されて、なかなかいいじゃん!と話題になった、「どこよりも遠い場所にいる君へ」の続編が登場。 今回も、メチャ泣けるボーイミーツガール作品に仕上がってる。 物語の展開があまりに、純愛過ぎて、心の汚れたオッサンにはややもすると眩しすぎるお話であるけれども、良いものは良いとキチンと評価しなくてはなりません。 主人公の抱える心の闇が、さまざまな人々との触れ合いを通して、浄化されていくあたりの展開が実に上手い。 前作のメインキャラクターも、脇役ながらちゃんと登場するので、ご安心を。

10か月前

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どこよりも遠い場所にいる君へ

どこよりも遠い場所にいる君へ

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ぬぬに

非ワカモノです

離島の学園に逃げるようにやってきた、秘密を抱えた主人公。神隠しの伝説が残る入り江で、忽然と現れた謎の少女。なんかもう、絵に描いたような正統派のボーイミーツガール作品。 おじさんだから、もうこんなベタな話に感動しねえぜ、とか思って読んでたら最後には、メチャ泣かされてた。ド直球で最後まで投げ切った筆力に簡単ですわ。 「彼女」の正体、余所者の主人公はわからなくて当たり前だけど、これ絶対他の島民は気付いてたよね。でも、それを言わない、触れないやさしさが地味に泣ける。言外に示されるヒトの思いやりが心にしみる良作なのでした。

11か月前

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